思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

だいたい、すぐに忘れてしまう。

記憶力の悪さと、言語化能力の低さに、自ごとながら驚いてしまう。


とにかくほとんどのことを、すぐに忘れてしまう。忘却の彼方に。

新しい知識や情報を取り込めば取り込むほど、過去のことが頭の中からすっぽりと抜け落ちていく感覚が強い。
そんなものなのだろうか。

細かい知識とかまでしっかりと記憶できている人の脳はどうなっているのだろうかと不思議でならない。

そして、記憶力が悪いがゆえに、言語化能力も低い。

曖昧にしか覚えていないし、雰囲気でしか話せない。

調べ直せばいいし、検索しさえすれば必要な情報は入手可能ではあるから、記憶は不要といえば不要ではある。
その手間が億劫でしかないが…。


一時はメモがわりにブログを使っていた頃もあった。有料会員になっていさえすれば、ブログを継続するだろうと思っていたがそうでもなかった。今では全然書いていない。文章を書くことに興味がなくなったとも言えるが。。

他人からの評価を気にしすぎない。

人からどう見られるか。

思われるか。


人の目を気にしすぎることで行動に制限が出てしまうのはもったいないと感じる。


過去の言動や実績、人柄から、ある程度のイメージを持たれてしまう。

どういうキャラかを知られることは問題ないのだが、そのキャラ付けを意識しすぎることで動けなくなってしまうことが問題だ。

人の話は半分以下で聞く

正直なところ、人の話を真剣に聞いておく必要はないと思える。

その時の気分次第。感情のままに話すことがほとんどである。大半の人は。

なので、同じ話をいくらか時間が経過した後に聞いてみるといい。
まったく違う答えが返ってるくることがしばしば。
言った本人でさえ覚えていないわけである。
当事者が記憶に残していないようなことを、第三者である、あなたが覚えておく必要はない。

過去を棄てていく

記憶力はあまり要らないと思える。
余計なことを頭に残しているから、動けなくなっていく。
過ぎたことは今のあなたに関係はない。


おわり

人は多面的な生物であり、接する相手次第でどのような感情が出てくるか分からない。本人も知らない一面が出てくることがある。
パターンが豊富にありながらも、一定のキャラクターだけを見せていくことに過度のストレスを感じることがあるだろう。


周囲からの評価よりも、今自分が何を大切にしているか感じているかを最優先すべきだ。

ネットの世界は嫌いな相手が多い。

リアルよりもネットの世界のほうが苦手な人種が多いと感じてしまう。

現実では吐露できない内面をガンガンに見せられてしまうからだろうか。

近付かなければいいだけで、見なきゃいいだけなのだけれども目に入ってしまうことは多々ある。そのたびに精神がくたびれていく。

欲望が丸裸になる世界

気を遣ってしまって言えないこともネットのなかだと簡単に伝えられてしまう。

欲望が丸裸になる世界。

ネットビジネスで底辺環境から脱却します!人生変えます!みたいな界隈とかもすごくしんどくなる。それをリツイートしてフワッとした名言らしきことをつぶやくインチキインフルエンサーとかにも嫌気がさしてしまう。それに対して、ありがとうございます!みたいな感じも。

知らず知らずのうちに誰かに操られて、それに全く気付かずに日々をすごして。
だけど、その環境がとても心地よくて、自分は幸福のなかにいると錯覚して過ごしてく。

何も見えないほうが楽しくて、何も知らないほうが素敵で、何も考えないほうが幸せで。優しい世界。


苦手な人が多い。

情熱に勝るものはない。『東大卒プロゲーマー: 論理は結局、情熱にかなわない』の感想。

東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない (PHP新書)

東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない (PHP新書)

  • 作者:ときど
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2014/10/03
  • メディア: Kindle版

を読みました。

どうも、あびこです。


東大卒プロゲーマーって、これ以上に面白い肩書きはないんじゃないかなという感じですよね。

「テレビゲームばかりしていたらバカになる、勉強しろ」って言われて育ちましたが、極めれば仕事になる現代。

ときどさんがデビューした当時はまだ、国内でプロゲーマーという仕事が確立されていませんでした。
そんな中で、プロとしてデビューしたのですから本当にすごいことです。


良い本でしたので、引用していきます。

受験もゲームも反復練習

自分がやらなければいけないことを絞り込み 、それを徹底的に反復練習する 。その感覚はゲ ームも受験も同じなのだった 。

なにごとも繰り返しに尽きるわけです。
ムダを削りながら、必要な努力を続ける。

ゲームで養った感覚が受験勉強でも生きて、東大合格もできたのでしょうね。

範囲を広過ぎない

手に入れたいものがわかっているのに 、焦りからその他いろいろなものに手を出す人を見かけるが 、僕はゲ ームをしていた経験上 、その行為に意味がないことを知っていた 。

うまくいかないと時って、あれもこれもと手を広げていきたくなる。この感覚はよく分かります。
受験勉強時も、あのテキストもこのテキストもと、とにかく買いまくっていた。
1冊を繰り返して勉強するべきだったことに後から気付けましたが…。

学びの「型」を身につける

大切なのは 「どれだけ真剣に取り組むか 」なのだと思う 。真剣に取り組めば 、それがどんなことであっても 、人は学べるのではないだろうか 。
何かに真剣に取り組むと 、たとえそれがゲ ームであっても 、いつの間にか 、成功するための 「型 」のようなものが身につく 。これが実は 、まったく別のことに生かせる 「応用力 」のタネなのである 。


学びの「型」を身につけることはめちゃくちゃ大事だなと思います。

読書を真剣に取り組んだおかげで、他の分野にも応用ができているなと思うことは度々あります。

時間が掛かることですが、何かひとつに特化しておくと役立ちますよ。

偶然を見逃さない

「偶然を 、単なる偶然で終わらせるな 」

ただし 、ここで大切なのは 、偶然を期待するということではもちろんない 。偶然は発見に繋がるが 、あくまで重要なのは 、 「単なる偶然 」に頼るのではなく 、 「偶然を見逃さない 」ようになるまで 、その分野における知識や探求心を積み上げ 、興味関心を絶えず欠かさないこと 。これが本質といえよう 。

偶然を分析すること。

単なるラッキーで済まさない。
これが大事だと。

なぜそれが起きたのかを理解することは必要。

おわり

情熱を持ち、毎日取り組んでいく。
ひたすらに突き進んでいく。

自分が進みたいと思える道に出会えたのなら。


東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない (PHP新書)

東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない (PHP新書)

  • 作者:ときど
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2014/10/03
  • メディア: Kindle版

ひとつのことを極めることの有用性。

気になることは手当たりしだい、片っ端からやってみる。

それをモットーに生活しています。

どうも、あびこです。


と言いましても、疲れたときはなにも新しいことをしないし、誰にも会わない生活をしていますが。。

基本的に飽き性なので、少しでも自分に合わないなと感じたら辞めてしまいます。
惰性でダラダラ続けることができない。

どうせやってみるなら徹底的に

自分を追い込んで身を削りながらのスタイルは肌に合わないので、そこまでのストイックさはありません。
ですが、どうせ挑戦するならば誰にも負けたくないなという気持ちがあります。
昔からわりと頂点の人を目標にしてしまうクセがありまして…。
段階を踏んでいくほうがモチベーション維持ができるので、変に頑張りすぎないほうがいいのは間違いないですけどね。


「自分のほうが出来るんじゃないかな?」と思えることが大事


自分のほうが得意そう、向いてそう。
あの人が出来てるなら自分にも出来るはず。

この感覚は大切。

自分と能力値が変わらないと感じる人が出来ていたら、たいがいのことは自分にも出来ること。

難しそうに見えるけど、やっている人がいるわけだし、自分も挑戦してみるかと気軽に始めていいと思いますね。

ひとつのことを頑張ると、他にも役立つ

なにか1つのことに精通していくと、他の分野においてもそれなりの成果を上げていけるようになります。

勉強のコツや型が身につくといいますか…。
受験勉強と同じですね。

トライアンドエラーを繰り返していくなかで肌感覚で学べていきます。

リターンはすぐには得られないと理解しておく


いくら努力していてもダメな時はダメ。
上手くいく時は勝手に上手くいく。

これを頭に入れておいたほうがいいかと思う。

すぐに目に見えて成果は出てこない。
受験勉強だって、毎日の積み重ねでちょっとずつ覚えていったことを思い出してほしい。

少しうまくいかなかっただけで、諦めてしまうのはもったいないなと感じますね。

おわり

延々と続けられるな…と思えるものに出会えたのなら、それはすごく幸福なことだと思います。

どうやったら上達していけるかなと考えたり、失敗の原因を分析したり、ひとつのことを続けることで学べることは沢山あります。

無理して続ける必要はないし色んなことに手を出していっていいけど、他の人が追いつけないくらいに、のめり込むことの価値は計り知れないなと感じますね。

興味のないことは避けていけ。

いかに楽をして生きていくか。


無駄を減らして効率的に。
無駄を愛してはいるけれども、自分のお金と時間を奪うだけの無駄は好きでないです。誰でも時間とお金を搾取されることには抵抗があるでしょうが、我慢が効く人が大多数。

これくらいは仕方のないこと。
大人の対応をするべき。


嫌いな相手とでも付き合う。
義理の集まりに参加する。
断れなくて仕事を引き受ける。
意味もなく奢る。
興味のないことにお金を遣う。

これらを徹底的に避けるようにしてます。

嫌いな相手とでも付き合う

精神がすごくすり減ります。何度会っても、どれだけ会話をしても。苦手な相手は克服できないものですよ。無理が生じますし、ストレスを感じてしまうもの。
苦手な相手とのコミュニケーションについては、ひろゆきさんの『論破力 (朝日新書)』を読んでおけば、それなりに対処できるようにはなりますが。

義理の集まりに参加する

全然行きたくもないし、どうでもいいと本当は思っている。それならば参加しなくていいんですよ。場の空気を読むとか、世間体を気にして行動する必要なんてないです。行きたくないのなら行かなくて良い。それだけのこと。

断れなくて仕事を引き受ける

仕事は美徳であり、働くことは尊いことという精神が宿っているため、休むことに異常に罪悪感を覚えてしまう人の多いこと。
これは神道の教えであり、日本人の心に染み渡っているわけです。

反して、西洋では、労働はそもそも罰であるという思想がある。

西洋思想の源とされる古代ギリシャでは、ポリスの貴族や自由市民は、農業、手工業、家事などの労働を奴隷たち(戦争に敗れて捕虜になった異国人や債務破綻者など)に担わせた。そこには「労働は神が人間に科した罰」いう前提がある。労働を卑しいものと見なした貴族や市民は、戦闘を除けばもっぱら政治や芸術などの精神活動に明け暮れた。

キリスタイル教の神話でも、人間が知恵を得たこと(原罪)に対する罰として労働を与えている。

自分は、労働が罰にしか感じないため、極力避けようとしていますね…。
思い切って断ったり、あまり働かないキャラを定着させてしまえば、余計な期待をもたれることなくていいと思います。

意味もなく奢る

おごることに関しては、徹底的に避けてます。先輩だから後輩にお金をすぐに出すっておかしいと思いますね。相手が出してくれるというのならおごってもらっていいとは思いますが。
あの人はケチだって思われたところで死ぬわけでないですし、たまにお金を出せば評価も上がりますし、いいことばかりですよ。

興味のないことにお金を遣う

これは完全に避けるべき。
自分の中における優先順位をはっきりさせましょう。
1年という期間だけでも、順位はどんどん変わっていくのではないでしょうか。
順位が下がって、お金を遣いたくないなと感じたらやめてしまう。あれもこれもと、何にでもお金を費やすべきでない。
好きなことだけにお金を遣いましょう。

おわり

とにかく興味のないことは避けていけ。
自分にとって大切なことを優先しろ。

それだけを伝えたい。

とにかく読んだ本の数を伸ばすことに躍起になっていた時期が過ぎた。

なにかを学びたければ、ひたすらに数をこなすこと。
まずは質よりも量だ。

そう考え、とにかく空いた時間があれば本を読み続け、図書館にも足しげく通い続けてきた。
2015~2017年あたりが1番本を読んでいた頃だと思う。
難しくて少しも理解できない本でも、最後まで読み終えようと必死だった。どうにかして理解しようと、覚えようと。
気になった言葉はメモを取っていつでも見返せるようにしていた。
読書に対する熱意があった。

本を読むペースを上げるために。

読む量を増やすために、速読を学んだ。
同時に10冊ほどの本を並行して読んだりした。
様々な読書法を駆使してきた。
読んだ本は、読書管理サイトで記録していた。

量の時代が終わった。

今は落ち着いた。
本を読む量はあの頃の異常さはなくなった。(ひと月に30冊~50冊を目標にしていた。)

今は過去に読んだ本で好きだったものを読み直してみたり、途中で読むのをやめたり、そもそも積ん読のままにしてしまう本もあったりと、緩やかな読書へと変わった。

量の時代が終わった。

映画も量を増やした。

映画鑑賞にしても、一時的に1日1本のペースで観ることを続けた。
名作と言われているのに、それを観ずに生きることは恥であり、人としての品位を落とすとか考えて、鑑賞しまくった。
読書と同様、量をこなすことだけを考えて、1.5~2倍速にて鑑賞した。

今は落ち着いた。

ある程度の量を観たことで、気持ちが整理されたようだ。

気になることは量をつめこむ

何か気になるモノが見つかれば、とにかく量をこなすことはおススメしたい。
過去を振り返ってみて、そう感じた。

いきなり質にはいけない。
良いものも悪いものも知ったうえでしか話せない。

知識量も増えるし、ちょっとした引用が使えたり、会話に小ネタもはさめる。

すべてを覚えておく必要はない。
いまはGoogleで検索しさえすれば、ほとんどの情報は見つかる。
ただし、検索するためには言葉を知っておかねばならない。
情報を引き出すためのフックが必要だ。

過ぎた景色

毎日のように通っていた図書館のことが忘れられない。
リュックの中に10冊の本を詰め込んで歩いた坂道を。
夕暮れの空を見上げ、その日の献立を考えながら歩いた帰り道を。
朝から図書館を訪れ、昼には市役所の食堂で定食を食べたことを。
隣町まで電車で行き、通っていた図書館のことも。

あの頃があるからこそ今の自分があり、あの頃を懐かしみながら、かつて読んだ本を手に取り、考えてみる。