そろそろ黙ることを知ることは大切だ。
おしゃべりは楽しい。しかし、話しすぎることで嫌われることや煙たがれることはある。
あなたの周りでもおしゃべり好きで自分のことばかりベラベラと話す人はよく思われてないと思う。
話してる本人はいつでも自分が話題の中心にいる気がして楽しいものであるが、いつも聞きたくもない話まで聞かされる側としては鬱陶しい以外のなにものでもないのだ。
そこで、黙ることを知ってもらいたいと感じる。
黙ることでどのようなメリットがあるだろうか?僕なりにそのメリットを考えてみた。
黙ることで得られるメリットとは?
①余計なことを言わなくなる。
口は災いの元。余計なことを喋っていると相手に不快な想いをさせがちである。
だいたいベラベラと喋っていると、必要以上に自分を自慢したり、自分を卑下したりしてしまう。俺はこんなにダメなんだよとか。俺はこんなに出来るんだぞとか、聞いてもない情報を発信してしまう。ちょっとならいいがあまりにもそれが度が行き過ぎると聞いていて不快以外のなにものでもない。
②噂話をしなくなる。
ベラベラと話す人たちが話題にあげるのが、その場にいない人の悪口だ。経験あるだろう。その人がいなくなった途端に、あの人さ~、と噂話が始まる。そして、だいたいその噂話には話し手が盛った情報が付加されるため、少し脚色されたものとなる。そのようにすぐに噂話をする人は、あなたの事も間違いなく噂しているハズだからあまり信用しない方がよい。
③信用が得られる。
黙ってふんふんと、相手の話を聞いていると信用が得られる。人は皆、話したがりなため、黙って聞いてくれる相手を求めている。そのため、黙って耳を傾けているだけでこの人はイイ人と信用してもらえるのだ。普段の周囲の会話を思い出してもらいたい。最後まで黙って人の話を聞いている人がどれほどいるであろうか?すぐに、相手の話題に自分の話題をかぶせたり、相手の話を全く聞いているとは思えないような応答であったり、態度を示す人の多いこと多いこと。。。それほどまでに、人は話を聞くということが不得意なのである。なので、黙って話を聞くことが出来れば圧倒的に信用が得られる。⁽悪用しないでね。⁾
この黙って聞く方法については次の本が参考になる。↓
④ミステリアスな雰囲気を醸し出せる。
黙って微笑を浮かべて話をきくだけで、多くを語らなければミステリアスな雰囲気を醸し出せる。この人はすごい実力があるのではと、この人は何でも知っているのではと、不思議な魅力を感じてしまう。そして、そういう雰囲気を持つ人に人々は惹かれる。何もかもさらけ出して、その人の実力の底が見えていては魅力がない。こんなものか、こんな浅い人間なのかと思われてしまう。口数少なく、ポツポツと語ると、その言葉の一言一言に大変な重みが生まれてくるのだ。
このことについては以下の本に書かれている↓
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~
- 作者: ジェニファー・L・スコット,神崎朗子
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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と、こんな感じだ。
編集後記
僕はずっと怖かった。話し続けなけらばつまらない人間と思われてしまうと、沈黙を恐れ、意味もない、下らない言葉を発し続けていた。しかし、違ったのだ。黙ることが最高の会話であったのだ。僕はそのことに気が付いてから世界が変わった。