そろそろ分厚く難しい本を読むのはバカだと知ってほしい。
わざと今回は尖った記事タイトルをつけてみた。読んでもらいたかったからだ。
さて、読書をするとなると、
難しく分厚い本でなければ学べない、勉強にならない、と思いがちではないだろうか?
果たしてそうなのだろうか?このことについて僕なりに考えてみた。
分厚く難しい本なら学びが多いという思い込みがある。
これだけ難しく内容も豊富な本であるから数多くを学べるであろう、そう思うだろう。これは合っているようで間違っている。
本当にいい本なら難しい内容を易しい誰にでも分かるような言葉で表記している。言うならば、読書に寄り添った書き方だ。こうですよ、と優しく教えるような本である。
しかし、読者に威厳を見せるために難しい内容を敢えてそのまま難しく書く本が多数ある。これらの本から多くを学ぶことは難しい。そんな回りくどく頭を悩ませるような本を読む必要は無い。
薄くて文字の少ない本でよい。
文字が少なく薄い本を読むのはなんだか恥ずかしいと思うかもしれない。難しい本が読めないために簡単な本を読んでるのであろうと思われるのではと感じるかもしれない。
そんなことはない。薄くて文字の少ない本ほど、学びが多い。格言・名言などは短くストレートである。その短い文の中に数多くの学びがある。要するに短い言葉とは洗練されたものである可能性が高いのだ。
短い言葉で伝えようとすると難しい。逆にダラダラと長く説明することは簡単である。
仕事の出来る人ほど短く端的に伝えてくれる。仕事の出来ない人ほど長くグダグダと説明をしてくる。その割には結局何が伝えたかったのか分かりにくく、何を言いたかったのか分からず仕舞いで終わることが多い。それと一緒なのだ。
薄くて文字数の少ない本から多くを学ぼう。
編集後記
僕は薄く文字数の少ない本を読むのは恥ずかしいと思っていた。しかし、繰り返し読み、意味を深く追及したくなるような本はそのような薄く、文字の少ない本ばかりであった。見かけで判断するのでなく、中身をしっかりと感じることの重要性を知った。
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