最近、電子機器に触れることが少なくなってきた。
スマートフォンやPCで画面を見つめながら文字を入力するより、手書きでノートや手帳に書き残したり、ネットで何か記事やコラムを読んで時間つぶしをするよりも本を読んでいたりと、アナログな人になってきた。
さすがにニュースの類となればニュースアプリでサラッと読むが、それでもほぼ見出しを眺めていくだけで中身までしっかりと読まない。よほど気になれば開いて続きを読むが。
要は以前に比べ、ネットに触れる時間というのが圧倒的に短くなった。
仕事をしてたり休日は出かけたりが多いので時間が取れないと言えば取れないのだが、無駄にずっとネットに触れていることが苦手となった。
苦手となった理由を考えてみると幾つか思い浮かぶ事には浮かぶ。
スマホ(スマートフォン)・PCの画面が苦手となった理由たち。
まずは、眼精疲労を以前に比べ感じるようになったことだ。
目が痛い。というわけでないが、画面をずっと見つめるのが耐えられないというか辛くなったのだ。集中出来ないというか、すぐに嫌になる。
次に機器の反応が遅く面倒くさい。ということが挙げられる。
自分で文字を書く、本を読む、といった行為だと、テンポを崩すことなく、自分の意志、思いのままにその行為にスムーズに入れる。
しかし、デジタル機器となるとそうもいかない。
最近は随分と進歩して操作が快適と言われているが、僕としてはまだまだだと感じる。何か書こうにも、スマートフォンだと入力がかなり煩わしい。このような長文なんてとても入力出来ない。また、間違って閉じてしまえば書いた文章が消えるおそれだってある、本当にその瞬間はツラい。
ネットの回線速度もすごく早くなったとはいえ、外で使うとなればそうもいかない。
気になった記事を読もうと開いてもすぐには表示されず、「それなら、もういいですよ」とすぐに閉じてしまう。
気が短いといえば短いのだが、情報は見たいと思った瞬間が大切で、少しでもその気持が削がれてしまってはどうでも良くなる。
なので、新鮮な見たいという気持ちで情報に触れる場合は、ワンテンポ遅れて表示されては興ざめなのだ。
そして最後に、本の方が文字を読みやすいし面白い。
これが僕にとって最大の理由だ。
ネット上の情報は内容が分散していて、何か正しい情報を得ようものなら複数のサイトをまたがって見て、更には内容の辻つまを合わせ整合性を取っていかねばならない。
しかし、記事の内容に引用元がなく、信憑性が問われるものも多い。
更には、スマホで調べようものなら、複数のサイトを同時に閲覧することがかなり不便で極まりない。これが本当にツラい。
無料でどこでも手軽に集められるとはいえ、その質が低すぎるのだ。
そこで結局本を注文したり、書店で購入して知識を得ることにするのだ。
ちなみに、電子書籍ではどうも読みづらい。気になる項目に一気に飛んで読みたい時でもなかなかそうもいかない。紙媒体だと何回か読んでる本などは、だいたいこのあたりに書いてあったなというのが手の感覚で覚えてたりする。電子上だとその感覚がどうも養われないのだ。
さて、以上を持って自分がアナログ人間になった理由を終えよう。
おすすめの読書術本たち。
実践! 多読術 本は「組み合わせ」で読みこなせ (角川oneテーマ21)
- 作者: 成毛 眞
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/07/10
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 93回
- この商品を含むブログ (21件) を見る