最近、ここ数ヶ月、何だか不思議な感覚に捉われることが多くなった。
何をしていても上の空というか、遠くに自分がいる感覚が続いている。
自分の立っている姿を少し離れたところから見ているような。自分事でありながら、何処か他人のことの様に見つめてしまう。そんな感覚だ。
これの原因は何であろうと考えた末に出た結論としては、毎度のことでありながら、読書の効用だろうという答えに至る。
本により、様々な考え方、価値観を知ってきた為に、少々のこと、いや、大概のことでは動じないと言うか、そんな小さな事で悩んでもなー、みたいな偉そうな心構えが身についた。それによって、実際のサイズより、大抵のことが、小さく見えてしまうのかもしれない。それによって少し離れたところから見ている様な錯覚に陥っているのだろう。
これは自分の読書力がステージがワンランク上がったのではと喜んでいる。
もしかすると単なる思い込みであるかもしれないが、それでも嬉しいのだ。
