誰だって、いつでも、何にでもチャレンジ出来ることを忘れないでください。
「今のあなたが一番若い」のですから。
これは、ライフネット生命保険株式会社の会長である出口治明氏がよく使う言葉だ。
「働き方」の教科書:「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本
- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/09/18
- メディア: 単行本
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本日買った『「働き方」の教科書』にも出てきた。
僕はこの言葉を見るたびに勇気がわく。
今から始めるには遅すぎると躊躇することなどが無くなった。
人はすぐに年齢のせいにして逃げ出そうとする。今からやっても本気の人には勝てないだとか。もう、歳だから記憶力も低下して出来ないだとか。何かと自分の年を言い訳にして、はじめようとすらしなかったりする。
しかし、そうやって何時迄も現状維持をしていては、人生に変化は訪れない。
「別に何かが変わる事なんて求めていないし、別に今のままで満足しきっているからいいよ」
と、いう人もいるだろし、別にそれが悪いことでも無く、他人が無理強いして何か行動を起こさせる必要も無い。
ただ、僕としてはそうやって何か本当はしたいことがあるのに、始めないということは非常に勿体無いと思っている。
始めたとして、なかなか上手くいかないだろうし、途中で嫌になったりもするだろう。
新しい事をはじめるのにはエネルギーが要るし、慣れない内は居心地も悪く、辞めたくなったりするかもしれない。
だけれども、したいと思って始めたことは、なんだかんだ続いていく。
そして、徐々に自分の理想とするところまで近づいていったりする。
その時はじめて、「してよかった」と思うだろう。
だが、そこのレベルに到達するまでに時間が掛かる。
要領よく出来る人、才能のある人ならば、すぐにその自分が満足する場所まで早く到達出来るかもしれない。
しかし、たいていの人は地道に一歩一歩進むしかない。
その苦労の中でも思い返してもらいたいのが、冒頭でも書いた
「今のあなたが、残りの人生で一番若い」
の言葉だ。
今こうやって悩んだり、止まったりしていて、先に進んでないように思えても、今が一番若いのだから、後回しにしたり、やめたりせず、とりあえず挑戦してみようという気持ちになれる。
僕はそんなに自己啓発本とかは好きでないし、ビジネス書もそんなに好きではないが、このフレーズは人生の本質を突いていると考えている。
どんなに言い訳を言う人でも、この言葉の前では何も言えない気がする。
■20代半ばで人生が変わった。
僕は20代半ばで読書に目覚め、又勉強にも目覚めたお陰で、今の生活を手にすることが出来た。
元々は、極度の対人恐怖症かつあがり症であった。しかし、人前で話すことが好きになったし、初対面の相手とでも普通になんでも話せる。
勉強もかなり要領が悪く、記憶することも苦手であったが、コツを掴んだお陰で、短時間で成果を出せるようになった。
それによって転職にも成功したし、また、勉強しなおして別の事をはじめてもいいかなとも思っている。
20代前半までの自分の人生と比べると、今は全くの別人となったとってもいい程である。
■「人は変わらない」は嘘。
僕は「人は変わらない」というのは嘘だと思っている。
幾らでも変わることは出来る。ただ、変わろうとしてないだけだ。
人が変わるには、自分の中の習慣を全て書き換える位の心持ちが必要だ。
自分の中で嫌だなと思っている習慣を全て捨て、自分がなりたい、したい、と思っていることを日々の生活の中に取り入れていき、それが当たり前の状態にまでもっていく。
最初はそれが苦痛であったりするかもしれないが、それがいつしか日常の一部となり、何でも無いこととなる。そうなればしめたものだ。
例えば、僕は早起きを習慣とした。
以前は休みの日はいつまで、布団の中で過ごしたりしていたが、時間が勿体無いと考え、朝から活動的に動くようになった。
ゴミを出し、洗濯をし、本を読み、ブログを書いたり小説を書いたりしたり、料理をしたり、どこか出かけたりと、何かしら動いている。
そうやって、朝から行動をすると、昼過ぎ、夕方前にはだいたい自分のしたい事というのは全て終えることが出来る。
その後は、ゆっくりと時間を過ごすことが出来る。
なので、僕は他人に比べ多くの時間を体感的には過ごせているのではと考えている。
僕の中では一日は24時間ではない。26時間位はあるのではないだろうかと思う。
(控えめに書いた。)
このように自分の決断次第で人生はどうにでも変わっていく。
その勇気を持てるかどうかが大事なのだ。
今のあなたが一番若いのだから、何かを始めるに遅すぎるという事は無い。