思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

日記を書かなくなった。代わりにブログを書くようになった。

 

僕はここ数年ほど、日記を書くことを習わしとしていた。

コンビニで買ったリング式の小ぶりのノートに、水性ペンでちょろちょろと3,4行書いていた。日記ということで誰かに見せるわけでも無くひっそりと書き記すため、個人的な名前を出したり、誰にも言ってない胸の内側をそこには述べていた。

 

それをしばらく続けていると、どうせ何か文章を書くのなら誰かに見てもらいたいという欲求が出てきた。日記を書いていた頃よりブログは始めていたのだが、その当時は日記の方に力を入れていた。

だが、書くという作業は面倒であり、わざわざそれをするくらいなら誰か一人の人間にでもいいから見て欲しいと思うようになってきたのだ。

 

しかし、1つ問題があった。日記であればどれだけ個人的な話題を出そうとも、人目につくこともないから何を書いてもいい。

それがブログとなるとネット上に公開するため、誰に見られるか分かったもんじゃない。もしかすると知り合いがコッソリと見ているかもしれないし、たまたまブログを発見され、名前を出した個人名の人に怒られるかもしれない。(まあ、日記で悪口を書いたことはないが。。。)

 

そんな事を思いながら、ここ最近の自分の日記を読み返してみると、まるで個人名が出てきてない。遡ってみるも、半年以上もだ。

何を書いているかといえば、何か自己啓発的な内容であったり、格言に近いような事を書いている。そんな感じであれば、別に日記でなくても大丈夫じゃないかという結論に至った。

とにかく書いて発表できる場が欲しいということで、ブログをメインで書くようになってきた。

 

ブログを書くとなると読書の為になることをなんて考えたりも最初はしていたが、僕が誰かのブログを読む場合そんなにそんなに損得を考えなくなっているなという事に気付いた。

そういう考えになってきた理由としては、最近エッセイ物をよく読むようになったお陰かもしれない。エッセイ本を手に取る延長としてブログを読んでいる気がする。

となると、別にそんなにこだわらずに、淡々と書いていってもいいのではと思った。

 

だが、そういうブログを書いて、誰かに読んでもらえるかというと、微妙なところであるだろう。だが、書いている方としてはかなり楽しいのでそれで良しとする。

また、そういうブログを読める人というのも限られてくる気がする。どういう人かというと読書好きな人だ。読書が好きな人でないとそういう回りくどいブログは読むのがしんどいであろうし、「で、結局何なの?」と思ってしまうだろう。

 

まあ、それは読む側の考え方の問題なので、そんなに気にしないこととする。

全員に好かれるような物を作るなんて、どうせ出来ないのだから、誰か一人にでも気に入ってもらえばそれでいい。

 

そんな感じで、僕は日記をやめて、ブログを書くようになった。