何かしらの情報を頭に取り込んだら、外に出す必要があるようだ。
僕としては、とりあえずために貯めておけばいいのではと考えていた。
なので、とにかく本さえ読んでおけばいいやと、ひたすらに今年は読みまくった。
だが、取り込んだ情報を使うこはおこたっていた。
なぜなら、面倒くさいからだ。
おお!と感動したことや、面白いと思ったことなどは、その時、その瞬間楽しめれば、充分と考えていた。
まあ、ちょろっと誰かに話してみたり、ツイッターでつぶやいたり位はしてた。
だが、分かりやすく伝えようと頑張ってみたり、情報を自分なりにまとめ直すといった作業は一切しなかった。
だが、本を読めば読むほど、いたるところで、「読みっぱなしはいかんよ、アウトプットしたまえ」という意見を多々目にするようになってきた。
それでもなお、「しかし、めんどうなんだ。頑張って情報を解釈してる暇があればもっと本が読みたいんだよ」と逆らい続けた。
そんなある日、転機は訪れた。
先日、とある本(何の本か忘れた。)を読んでいた際に衝撃のフレーズに出くわした。
「インプットだけし続ける人間てのは存在価値がありません。いてもいなくても一緒です。
そこからは何も生まれないのです」
怖い、怖すぎる。
僕は月に50冊ほどずつ、今年は読書してきたが、ここまで痛烈な一言は初めて出くわした。
たしかに、幾ら、
「うんうん、分かった。分かった」
と言っていたところで、そこには何も生産性がない。
何か形として外に出して、初めて、分かっていたと言えよう。
さて、いかにしてアウトプットをしていけばいいのか?
■どのように情報をアウトプットするか?
1.誰かに話す。
2.ブログに書く。
3.自己啓発本なら記載されているワークを実践してみる。
4.ノートにでも紙切れでも何でもいいので、とにかく書いてみる
5.ひたすらツイッターでつぶやき続ける。
6.ネットラジオで話してみる。
いや、ほんとうに何でもいい。
できること、思いついたことからしてみたらいい。
手段なんて何でもいいのだ。行動さえ起こしさえすれば。
情報というのは表に出して初めて役に立つ。
知識だけあっても、それが行動にはなかなか繋がらない。
とりあえずアウトプットしてみよう。
さて、ここで、頭をいかに遣えばいいかを学べる素晴らしい本たちを紹介したい。
■頭の遣いかたを学べる本たち。
『思考の整理学』
いわずと知れた不朽の名作。
人間は頭の遣い方一つで人生が好転するということが良く分かる書。素晴らしい。
- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1986/04/24
- メディア: 文庫
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『本を読む人だけが手にするもの』
情報をどう扱っていけばいいかについて学べる良書。これからの時代を生き抜く力が身につく。
- 作者: 藤原和博
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2015/09/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『新世代努力論』
ただひた向きに努力さえしていれば、救われる時代は終わった。
新しい価値観をいち早く身に付けることの大切さを学べる良書。
新世代努力論 「恵まれた世代」は判ってない。これがぼくらの価値観だ。
- 作者: イケダハヤト
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2014/12/05
- メディア: Kindle版
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『ゆるく考えよう』
さすが社会派ブロガーちきりん氏。
思わず読むたびに、うなってしまいそうな名言が次々にポンポンと登場する。
素晴らしい。
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2011/01/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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とりあえず今回はこれくらいにしておこうかな。
それではまた!