ブログを毎日書こうと思っていても、どうも気が乗らない日もある。
なんだか疲れているから今日はいいやとか。
特に書きたいこともないからいいやとか。
そんな感じに。
だけど、とりあえず書こうと、パソコンの画面の前に座ってみることが大切だ。
もしくはスマホでブログの編集画面を開くことが大切だ。
■書きたいことがないことを書く。
村上春樹が『職業としての小説家』のなかで言っていた。
ぼくには何も書きたいこと、主張したいことがなかった。
だから、その何も書きたいことが無いことを書こうと思った。
と。
んー、若干哲学的で分かりにくいかもしれない。
だけど、ブログを書いているとその意味が何となく理解出来る。
特に、主張したいこと、今回は何の記事を書こうと思わなくても、
とりあえず、キーボードを叩き始めると、何かしら出てくる。
書くって意外とそんなもんなんだよね。
■書いてみる→書きたいことが出る。
ベストセラーとなった『嫌われる勇気』
これはアドラー心理学について分かりやすく、対話形式で書かれている書物である。
このアドラー心理学ってのは、人が起こす行動は心理から来ているものでなく、
行動が心理を起こすという話が書いてある。
分かりやすく例を挙げると、
勉強をしたくない→勉強をしない、でなく
勉強をしない→勉強をしたくない。
このように、今の自分の状態を正当化、理由付けする為に、それに相応しい感情を作るというものである。
なので、ブログだって
書きたいことがある→書いてみる。でなく
書いてみる→書きたいことが出る。となるはずだ。
どう、面白いでしょ。
■おしまい。
村上春樹じゃないけど、ぼくはこのブログにおいて主張したいことってのは特に無い。
ただ、書きたいから書いているだけだ。理由はない。
人の行動に意味は無い。したいからしているに過ぎないのだ。
そして、その後付として何らかの、それらしい意味を付けている。