この世には選択肢が多すぎる。
毎日、何かの判断に迫られている。
仕事、プライベート問わず、僕らはいつも答えを求められる。
仕事でなら、答えは簡単だ。
会社の規則や法令に従えばいいだけである。
だが、プライベートとなるとそうもいかない。
なぜなら、正解が無いからだ。
何を食べるか、何を買うか、どこに住むか、どこに遊びに行くか。。。
無限にある。
世の中には、物、情報、サービスが溢れすぎている。
生活が豊かなり、便利になった代償として、考える必要が多くなった。
昔は、物が無かったから、あるモノを使い続けるしかなかった。
結婚だって、親族に用意された相手と結ばれるだけだった。
ある意味何も考えなくてよかった。
最近は、ミニマリストというものが流行っている。多すぎる選択肢を減らし、シンプルに暮らそうという考えだ。疲れないし、無駄に考える必要がなくてスマートだ。
だが、無駄に色々考えて生きることも大切だと感じる。
そうやって何だかもがきながら生活するほうが、本当に大切なことも見えてくる気もする。