思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

【ブログ術】考えるのが遅い人が、ブロガーに向いている。バカになるほうがいいかも。


この世には妙に頭が早く働く人たちがいる。

「つまり、これはこういうことですね。はい、おしまい」と、

何でも割り切ってすぐにことを終えてしまう要領のいい人たちだ。


彼らは優秀であり、何でもそつなくこなし、時間を有効活用している。
それは、実に素晴らしいことであり、羨ましい能力である。


だが、ブログを書く時、ひいては文章を書く時には、あまりにもスッと理解してしまうようでは何だか味気なくなってしまう。

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グダグダ考えることが大事。

んー、これはこういう見方が出来るな、いやいや、こういう考え方もある、はたまた、こういう見識はどうだろうか。
こう、くどく効率悪く、考える力が文章を作る時には役立つ。日常の生活の中であれば、そんな奴は面倒くさいと一蹴され、話を聞いてもらえなくなるだろう。仕事であれば、考えがまとまってから来てくれてと、上司に追い返されるだろう。
しかし、ブログや小説などとなると、そういう遠回りを繰り返してるような文章のほうが面白い。スパッと結論を書いてしまうと実に味気なくなる。


ここまで引っ張るかと思わせるくらいが丁度いい。

一個のテーマをここまで、引っ張り続けるのかと、思わせる位にうっとうしい文章でいいと思う。読み手としては、書き手にあっち行ったりこっち行ったりと、振り回されるのが段々と楽しく感じてくるのだ。
また、そういう考え方があったのかと、変に納得させられたり、感心させられたりする。
結論だけ、バーンと書かれるより、過程のほうが楽しいのだ。

クドクド書くコツは日常のトレーニング。


そうは言っても、いざうっとうしい文章を書いてみようとすると、難しかったりする。すぐに結論にたどり着きそうになる。
変に色々考えてみることは、日常のトレーニングが必要だ。普段から、何に対しても、多面的な見方をする練習をしておこう。
PDCAサイクルのようなものだ。

(PDCAサイクルについてwikiより引用)
PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。
ちなみに、頭の中だけで、考えてみても、うまくいかないことが多いので、紙に書き出してみるといい。

PDCAサイクルに当てはめると、

1.plan:まず、これはこうかな?と仮説を立てる。

2.Do:それを紙に書き出してみる。

3:Check:書いた文章を読み直しみる。

4:Act:整合性が取れてなかったり、矛盾している箇所を書き直す。

こんな感じだ。
ブログを書くときも、こんな手順だろう。


おしまい。

クドクド考える習慣が身につくと、ブログのネタも尽きない。
一つの話題で、色んな話の切り口が見つかるからだ。
他人が、一つのことから、一個しか作れないところを10個近く作れたりするかもしれない。
これだけでも、他人の10倍ネタが見つかることになる。