ぼくは、マスクをした女性ってのがすごく好きだった。
目元しか見えないため、誰しもが美人に見えるからではあるが。出来れば、横長の猫のような目がいい。それで、ニッと微笑み掛けられでもすれば、猛烈にもだえ苦むだろう。
そんなことを、ふと突如思い出した。
電車の車内にて、マスクをつけたOL風の茶髪の女性が目の前に立ってるのを見たからだ。
今となっては、特に、何のトキメキもない。どうやら、自分の中からその怪しい趣味は浄化されてしまったようである。というか、数年間、忘れていた時点で、とうに興味が失せていたことが分かる。
そういえば、結構前に、漫画家のみうらじゅんさんが女性のマスクは下着だと発言していた。
あー、なるほど、確かにそういう視点で見ていたのかもしれない。だが、下着を見たってほどの喜びは無く、ただ、なんとなく、惹かれていた。いや、下着を見たってそんなもんなのかもしれない。もう、パンチラなんて数年間見てないから、どれ位嬉しかったかが分からない。例え、見たとしても、マスクを付けた女性を見たときと変わらないのかもしれない。
しかし、なんでまあ、こんなくだらない、下ネタのような記事を午前中から書いているのだろうか。これは、夜勤明けで、脳が疲労困ぱいしているせいである。人間疲れていると、非常にどーでもいいことに思考を巡らせてしまうようだ。さっさと帰って、寝たほうがいいのかもしれない。
- 作者: 天野いさお
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