働かずに生きることは、それなりに頭にが要りる。人を集めるのがうまいとか、面白い企画を思いつくとか、知恵をお金に変換できる能力が問われる。自分はほぼ動かずに、あらゆる恩恵を受けることはなかなか、凡人には出来ない。
となると、やはり就職という道がそこにある。
自分の人生の残り時間を切り売りし、その対価として、銭を受け取る。
そうやって、生活をしていく。
さて、職を選ぶうえで、何を基準にするかで、ずいぶんと選択が変わってくる。
まず、第一に挙げられるのが、お金である。
金はあればあるほどいいものだと、とにかく稼ぐことを目的とすれば、多忙は避けられぬ。避けられる法はあるが、一般的には、時間を多く売る必要がある。そうして、賃金を得る。
次に好き。
これは、自分のしたいことを出来れば何でもええんやと!薄利多忙な職を選んだ場合の話。
男の、好きという気持ちを利用して、いい様に扱う、悪女のようなものだ。
私のこと好きなんでしょ?じゃあ、これも宜しくねと、どんどん仕事が渡される。その割には見返りは無い。
最後に時間。
とにかく自由に生きたい!金も、やりがいもどーでもいいです!というもの。
ちなみに僕はこれを選択。
何を選ぶかは、人それぞれであるし、何を選べば人生が楽しくなるかも、それぞれの好みである。
まあ、本音を言えば、金、好き、自由の三拍子を揃えられれば、これ以上の幸福はないのだが。