お金に追われない、縛られない人生を送りたい。
常に残高、収入を気にして生きることほど、心苦しいものはない。
そこには、ストレスしかない。
また、そういう生活をしている時ほど、お金の遣い方がとても下手な気がする。
本当に大切なことにのみ、銭を払い。
好きなことだけして生きていきたい。
この世のことは、ほとんどが思考の持ち方、捉え方で、どうとでもなるという真実に僕は行き着いた。
全ては、お金であったり、地位であったり、名誉であったりと肩書きなどが人生の質を決め得ると考えていたが、それは違った。
確かに、それも一つの見方ではあるが、そこには、ベースに貨幣制度が支配している世界である。
だが、貨幣のみで、世のことを指し測れないという真実に近づいた時、新たな世界がそこには広がった。
もっと根本的な、人が生まれた時から持っている資質やら能力を最大限に活かすことが大切であると知った。
誠に残念な話だが、そこに辿り着けている者は非常に少ない。
また、そこに近づくにつれ、世間的には、アイツは変わっている、オカシイという烙印を押される。
他人からの評価、批判なんてものは、世間の一時的な常識にとらわれた酷く詰まらないものであるが、そこを気にし、負い目を感じてしまう者が多い。
何とも感じずに、人それぞれなワケで、どうでもいいではないかと強く生きる者のみが、世のコトワリを知れる。
僕は他人からどの様に思われようと、言われようとも、何も感じない。自分の世界にいつまでも生き、関係の薄い者、波長の合わぬ者とは、世を共有する気が無い。
自分の殻に閉じこもるという意味ではないが、それほどに人に対し、ドライに生きることが、今後、緩やかに生きる上では大切なことだ。
僕はなにものにも縛られたくない。
なにものにも支配されたくない。
