先日、『作家の履歴書 21人の人気作家が語るプロになるための方法 (単行本)』を読んだ。
幼いころより作家になりたいなーなんて漠然とした憧れを持ち続けている為、手に取ってみた。
プロになるための方法と書いてるからには、何かそこから学べるんじゃないかと期待していたが、特にその方法は分からなかった。
結局のところ、人それぞれでしかないのだ。
たまたま、その人がその方法でその時に成功し、デビューできただけであって、それを自分に同じように適用出来るかといえば、それはまた別の話となる。
ただ、好きな作家がどのような経緯でデビューしたとか、どんな風に仕事をこなしているかとかを知りたいのなら読むといい。
共通している点としては、読書が大好きであるということ。読むのが嫌いでしたとか、文章書くのが苦手でしたて人も作家には稀に居るが、大概は好きだから、それを仕事にしたって感じだ。
誰が言っていたか忘れてしまったが、作家ほど良い仕事は他にはないと述べていた。
好きな時間に起きて、家の中を1日パジャマでウロウロしてられる。満員電車に乗る必要もない。素晴らしい仕事だと。
これは本当に羨ましい。
まあ、なんの保証も無く、一度賞を取ったからといってその後の生活が安泰という訳でもない厳しい人生ということは分かっている。
だが、雇われずに自由に時間を遣える環境というのは、皆の憧れである。
作家の履歴書 21人の人気作家が語るプロになるための方法 (単行本)
- 作者: 阿川佐和子,石田衣良,江國香織,荻原浩,北方謙三,小池真理子,椎名誠,白石一文,辻村深月,佐久間文子,夢枕獏,森村誠一,皆川博子,道尾秀介,誉田哲也,藤田宜永,高野和明,朱川湊人,桜庭一樹,北村薫,角田光代,大沢在昌
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る