ブレイクスルー、ブレークスルー(英語: breakthrough)とは、進歩、前進、また一般にそれまで障壁となっていた事象の突破を意味する英単語。上記はウィキペディアの引用だ。
人生、いつ、何処の瞬間で転機が訪れ、大きく変化していくかなんて分からない。
今自分が頑張っていること、熱を上げていること。それが、直接何かしらの利益やプラス的な要素に繋がっていなかったとしても、それがいつ大きく自分を変えるかなんて誰にも見抜けない。
それが訪れないまま一生を終えるかもしれないし、明日突如来るかもしれない。
人生の9割がたは運によって決まる。
運が良い人が上手くいき、運の悪い人はそのまま何も無く終わる。
では、何かしらの努力を積み重ねたところで意味が無いのではということになりそうだが、案外そうでも無い。
行動を続け、自分の出来ること、思い付いたこを実行していけば、何かのキッカケでそれが栄転する。
例えば自分の場合であれば、大学卒業後に新卒で入社した会社をわずか3カ月で退職した後に人生が一変した。
もしあの時、辞める勇気が無かったら。
もしあの時、書店であの一冊に出会わなかったら。
もしあの時、今現在の職の求人情報に出会わなかったら。
このように、様々な要素が偶然に絡み合いブレイクスルーが起きる。
宇宙物理学の中に人間原理というジャンルがある。宇宙は人間を作るために今のようなバランスを作り出したという宗教チックな学問だ。
人間が存在するためにちょうどいい環境なんだそうだ。
この見方をするとブレイクスルー後の自分のことを考えた時などに、今までに起きたことは全て、今現在の自分を存在させるために作られた環境なんだ。と結論づけられる。
これには何か見えない神の力が働いたとか、昔の人のような考えに繋がっていくことになるけど、そんな風に捉えたほうが、人生を楽しめると思う。
自分がしている仕事で、こんなことして何になるんだとか、逃げてしまってはダメなんだろとか思いながら続けるよりも、思い切って辞めてしまって、自分がしたい道を選ぶってのもありだ。
結果論的になるが、後で思い返した時に、アレも自分の人生にブレイクスルーを起こすための必要不可欠な要素だったのだなと分かる。