これまでに何度その苦痛を味わってきたことであろうか。
パソコンの購入費をケチり低額のマシーンを選んだことへの当て付けであろうか。
ブログやら小説を書いている途中、なんどその文章が消えてしまったであろう。
現在も、15分ほど掛けて書いてきた文章が一瞬にして白紙へと戻された。
データは保存されておらず、リカバリは図ることもできない。
ただ、何とも言えぬ不快感だけを残し、苦い顔をするしか他に選択肢は無い。
これが、手書きでの紙面上のことであれば、そんな予期せぬ不幸に悩むことも無い。
途中で全てが白紙に戻るなど、突如誰かに紙を引き裂かれたりしない限りは起こらないからだ。
以前、ブログでまとめの記事を2時間近い時間を掛けて書き上げ、ようやく終盤に差し掛かったところで、データが消えたことがあった。その時は、もうパソコンを投げ捨てんばかりの怒りがこみ上げてきた。さすがにそこまで仕打ちをされてしまえば、日頃仏の心を持つことを習慣にしていようとも、限界である。
こまめに保存しながら作業しなければならないということであろう。だが、実際に其のように頻繁に保存していくことは面倒である。
自動でバックアップを取って欲しい。
そういう融通が効かないところがコンピューターの煩わしきところである。