先日、立花隆氏のデビュー作
エコロジー的思考のすすめ―思考の技術 (中公文庫)を読んでいて、気になる項目に出くわした。
エントロピー増大の法則。
無学である自分は、初めてきいた。多分。
そもそもエントロピーとは何なのか。
調べてみると、エントロピーとは無秩序の度合いを示す物理量とのことと
無秩序であればあるほど、エントロピーの値は大きくなる。
エントロピー増大の法則とは、
「自然(世界)は、
常に、エントロピーが『小さい→大きい』という方向に進む。
すわなち、自然は『秩序から無秩序へ』という方向に進む」
例
「整理整頓された部屋は、そのまま自然に任せておくと、
だんだん乱雑になりますよ~。
勝手に整理されるということはありえませんよ~」
なるほど。
世の中の秩序正しいものは全て手が加えられているということか。
ならば、放っておけば、そのうちそれなりの形になるという考えは、間違いなのであろうか。