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思考拡張日記。

読者と料理とネットが趣味です。

節約生活術のあれこれ。荻原魚雷先生に学びました。

 

生きることの基本は、生活を大切にすること。

これは何かで知った言葉だ。(何だったかすぐに忘れる。)

 

さきほど、WEB本の雑誌を見ていたら荻原魚雷さんの掲載中のコラムを見つけた。

 

バックナンバー - 「日常学事始」荻原魚雷 | WEB本の雑誌

 

2015年2月より掲載がはじまり、現段階では30回まですすんでいる。(※2016年5月末現在)

 

荻原さんは、学生時代よりライターとして活動されているかたで、古本やら日常についてのエッセイを書き、4冊ほど出版されている。

 

荻原さんの節約術、生活術は結構参考になる上、読み物としても大変面白い。

今回は、WEB本の雑誌のコラムより、いくつか気になった項目を紹介したい。いずれも生活の知恵ばかりである。

一人暮らしの人向けのコラムとなっているが、他の人でも充分役立つ内容になっている。

 

 

お茶を作ろう。

まずは、お茶について。

一人暮らしの方は、大半は2リットルのペットボトルをスーパーで買ってきているのではなかろうか。荻原さんも最初は買っていたそうだが、途中から作るほうが圧倒的に安いと気付き、買うことをやめたとのことだ。

 

上京して二年くらいの間、わたしもペットボトルのお茶を買っていた時期がある。二リットルで百五十円くらいかな。
 自分でパックのお茶をいれたら、二リットルで十円もかからない。安いのだと五十袋入り(一袋一リットル)が百五十円くらいで売っている。ゴミも減らせる。

 お茶を自分で作るというのは、倹約のためだけではない。毎日、お湯を沸かし、飲み物を作る。最初は面倒くさくても、そのうち作ることが当たり前になってくる。そういう習慣を身につけることが、自炊生活の第一歩になるのではないか。

 自炊ぐせのない人ほど、お茶を作ったほうがいいと述べている。何かを作る癖を学ぶためだ。そして、安い上に、ゴミも減らせて、良いこと尽くめといったところだ。

 

お茶作りのコツ。

 

パックのお茶づくりのコツは一日分ずつ作ること。最初に少量のお湯で三十秒くらい蒸らす。お茶のいれ方の説明には「パックをとりだす」と記されているが、わたしはそのままいれっぱなしにしている。一日で飲みきるのであれば、問題ないとおもう。ちなみに、つかいおわったパックは油ものを落とすときに便利です。
 お湯の温度は、麦茶やほうじ茶なら熱湯、煎茶は八十度前後――といわれているが、そのあたりは各自好みでいいだろう。家事全般にいえることだが、厳密主義は長続きしない。適当でイージーなほうがうまくいくことが多い。

 冬のあいだは、お茶を作ったら、半分は保温用の水筒に入れ、半分は常温でそのまま飲む。夏は、お茶の入ったポットを冷水+保冷剤で冷やして、冷蔵庫に入れる。

 お茶の入れ方の説明書には、パックを取り出すと、確かに記載されているが、そのまま入れていても問題ないとのことだ。実際、自分も入れているが、何の問題も無かった。

 

 

洗い物は、洗濯ネットを使用すべし。

続いては、洗濯についての話題。

洗濯時に、洗濯ネットを使用している人はどれほど、いるだろうか。

そういった話題を日頃、他人と交わすことが無いので、どれくらいの人口が使用しているのかはよく分からないが、どちらかと言えば少数派なのではと思っている。

荻原さんは、ネットを使用することで4~5倍は衣類が長持ちするようになったと述べている。

 

洗濯ネットは、百円ショップなどで売っている洗濯物を入れる袋で、洗濯機の中で衣類が絡まって傷むのを防ぐ効果がある。

 洗濯ネットをつかいはじめたころは「こんなものに入れて、ちゃんと汚れは落ちるのだろうか」と心配だった。
 でも洗濯ネットにいれる前といれない前で比較しても、ほとんど差はない気がする。むしろ、洗濯ネットにいれたほうが、衣類がからまない分、きれいになるという説もある。

 

  洗濯ネットをつかう以前は、Tシャツの首まわりがすぐのびていたのだが、今はほとんどのびない。昔と比べて、Tシャツが丈夫になったからかもしれないが、四、五倍は長持ちしているとおもう

 

使用時の注意点。

・シャツやズボンなどを洗濯ネットにいれるときは裏返していれたほうがよい。
・洗濯ネットに洗濯物をつめこみすぎないこと。
・色落ちする可能性のあるものは分けていれる(いっしょの袋にいれると色移りしやすい)。

 

自分も洗濯ネットは使用しているが、Tシャツの保ちは確かに良くなったと思う。

以前は、すぐに首元がヨレヨレになっていた。ネットを使うようになってからは、そういったことが無くなった。

 

色々と紹介したいところだが、あり過ぎるので、最後は家事全般の話題で締めたい。

 

家事は、六割の出来栄えでよい。

 

そもそも家事は完璧を目指すものではない。

 家事の要諦は継続にあり。続けられる範囲で無理のないようにやるのがコツだ。生きているあいだ、やらなきゃいけないことは、無理をしてもしかたがない。それはわたしの家事哲学であると同時に人生哲学でもある。

 

 一日二日であれば、凝った料理を作ったり、塵ひとつないくらい部屋をピカピカに掃除したりすることもできるだろう。毎日そんな生活を続けようとすれば、何かを犠牲にせざるをえなくなる。テレビとか雑誌とかで紹介される完璧な暮らしなんてものは、幻想、ファンタジーの世界なのである。

 

確かに、毎日、完璧な状態を目指そうと思えば、キリがない。

生きていれば、絶対に部屋は汚れてくるからだ。何もしなくても、塵は勝手に積もるし、こればかりはどうしようもない。

 

六割が合格点。

今の自分の家事力で「頑張ったな」とおもえるレベルを百点とすれば、だいたい六〇点くらいをキープできれば合格です。長年、家事をやっているうちに、すこし手抜きをおぼえ、楽になる。家事が上達しても、上達したレベルで六〇点を目指す。
 その日その日の体調やスケジュールに応じて、できることをやる。疲れているときは休む。でも怠けたりだらけたりしながらでも五年十年と続けているうちに、すこしずつは手際がよくなる。わたしも昔の六〇点と今の六〇点はちがう。
 今は六〇点くらいの手抜き料理ですら、昔の百点よりもおいしいものが作れるようになった。

六割といっても、数年前の六割よりは、全然レベルが上になっていたりする。

これは実践の積み重ねである。

 

出来ることがちょっとずつ増えてくる。

 無理なく、気長に六〇点主義で家事を続けていくうちに、できなかったことができるようになり、できることが、楽にできるようになる。
 仕事と家事の両立もいきなりうまくいかないかもしれないが、はじめてみる。そうすると、いろいろなことが楽にできるようになり、生活の余裕が出てくる。

 

日々、家事に取り組んでレベルあげをしていくことで、楽になってくる。

RPGゲームだって、最初は苦戦していた序盤のモンスターなんかも、後半になれば、一撃で倒せるようになる。それと同じようなもんだ。

 

全力を出して、完璧主義を目指していたら疲れるので、自分の出来る可能な範囲で、生活力を身に付けていこう。

 

 荻原魚雷さんのオススメの本。

どちらも、生活のことやら古本のことが書いてあって、面白い。

寝転がってダラダラと読むには最適な書である。

閑な読書人

閑な読書人

 

 

 

古本暮らし

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