実に退屈人間である。
部屋でゴロゴロとスマートフォンをいじりネットで文章を書いたりブログを見たり動画を観たりばかりしている。
あとは、本を読んでばかりいる。
ここのところ半年ほどは、月50冊読破計画が継続できている。それほどに、とりあえず時間が有れば読むことを続けている。ただ、読んだ本に対しての感想書きや考察など、フィードバック無しであるため、向上心の塊であるジコケー発諸君にとっては何と時間の無駄なことをしているんだとなるだろう。
あまり本の内容について書いたりするのは得意でないし、面倒なんです。。
以前はスポーツに関心を強く持ち、野球選手の名前をベラベラと並べることが出来、また、ギャンブやら車やバイクやら、何やらの趣味を持ってない人間はとてつもなく残念な人なのではと考えていたころもあった。
なんかそういうのを好きじゃなければ、年上とコミュニケーションを図れない、ノンコミュニケーション人間との見方をされがちな風潮がある世の中だと感じていた。
多種多様で、そんな大人ばかりで無いことは分かっているが、謎の後ろめたさのようなモノはあった。
まあ、ただ一つ言えることとしては、異性を楽しませるような趣味は持ってないなということ。
なんか世間一般でウケそうなノリの良い趣味がない。
とここまで、悲観的な見方により文章を書いてきたが、実のところそこまで、悲観はしておらず、仕方無いことですと、割り切っている。
このところ、三十路も目前になれば、何事にも動じずに不動の精神をくわだてることには随分と慣れたものになってきた。
心臓を打つ脈の如く、一定のリズムにより我が人生は時を刻んでいる。
強くカッとなったり、ひどく落ち込みしおれきってしまうようなことも無くなった。
歳を重ねるごとに心は強くなり、十代時のガラス細工のような繊細な魂は何処へ消えてしまったのかと思う。
退屈で結構。
己が退屈していなければ、もうそれでよい。それでいいのだ。
人生は自分を楽しませるためにあるのだ。