若い頃は髪の毛にワックス、整髪料を付けてセットしたり、どの角度からが自分の顔が一番良く見えるかなんてのを鏡で見ながら調べる、ツマラナイことに時間を費やしたりしていた。
今はまじまじと自分の顔を見ることも無くなり、何となくこんな顔という漠然としたイメージと共に生きている。
周囲に不潔と思われず、極端にダサいと思われさえしなければそれで良いと考えている。
服ももう数年間同じモノばかり着ている。
毎日のように同じ服を着まわしていると、生地が傷んでくるだろうと思っていたが、意外にももっている。
化粧なんて面倒な作業は絶対に自分には無理だっただろう。
昔は、女性は化粧で顔を幾らでも造れるから羨ましいと考えていたが、大変だなとしかもう思えない。
こうやって、服装やら見た目にこだわることが無くなり、おじさん化していくのだろう。