お金を持っていないと生きていけない。
これは事実であるが、生きるために必要な本当のお金というのは少ない。
最低限、寝る場所とご飯を確保するだけのお金を得られれば生きていくことができる。
あとは、どうにでもなる。
しかし、人々は多くのお金を持っていなければ生きていけないと考えている。
しかし事実としては、不必要なことにお金を遣っている。
お金を多く使用することは、趣味でしかない。
お金を遣うこと自体が趣味なのだ。
寝ることと食べることだけを考えれば、わずかなお金で生きていくことができる。
人々は無駄な行為や物に多額のお金を支払い、そして生きていくためのお金、本当に必要なことへの出費を渋る。おかしな話だ。
特に食費に関しては無駄だと思われている。少しでも安く抑えなければと考えられる。もちろん、外食は大抵趣味でしかなく無駄と考えて間違いないが、自炊の費用に関してもケチろうと考えるのは良くない。ケチるために、毎日インスタントラーメンだのを口にしていては、身体によくない。
本当に必要なことへお金を遣うように考えていけば、お金に苦しむことはなくなる。
無駄なことに多くのお金を使い過ぎているがために、苦しんでいるだけなのだ。
なかなかその事実を認めたくないと考える人が多いために、この問題はいつまで経っても解決しない。
だが、そういうお金の遣い方をしている人たちがいるお陰で経済は回っている。
そのことをありがたく思いつつ、自分としては必要なことのみにお金を支払う生き方をしていこうと思う。