ゲーミフィケーションって言葉を最近知った。
僕はあまり経済用語に詳しくないし、横文字の言葉はなんだがどうも馴染めない。
だけど、この言葉の意味を知ってみると結構興味深かったので記事にしてみることにした。
ゲーミフィケーションってのがどういうものかというと、テレビゲームみたいな感覚で世の中のことを楽しもうみたいな精神を表したもの。
きちんと引用すると、
ゲーミフィケーション(英: gamification)は、課題の解決や顧客ロイヤリティの向上に、ゲームデザインの技術やメカニズムを利用する活動全般。 この言葉は「日常生活の様々な要素をゲームの形にする」という「ゲーム化」(gamefy)から派生し、2010年から使われはじめた。
という感じである。
テレビゲームにハマる要素を用いて、現実のことを挑戦しようという精神の表れである。
で、このゲーミフィケーションを機能させるために必要な要素はというと
「実績システム」
ゲームをクリアしていくとスコアが上がる仕組み
「レベルアップ」
ユーザーを特定行動に方向付ける仕組み
「スコア表示」
ユーザー同士を競い合わせる仕組み
「モチベーション」
ゲームを持続させる仕組み
などが挙げられる。
ゲームにハマる最大の理由としては、迅速なフィードバックにある。
自分が何か目的をクリアしたことに対しての報酬がすぐに得られることが魅力となっているのだ。
具体的に言えば、レベルが上がったり何か新しい技を覚えたり、称号を得たりとのことである。
また、自分がクリアした数を視覚的に見ることが出来るのも大切だ。
これは日常の生活にもかなり活用出来る。
例えば映画鑑賞が趣味であるとしよう。
映画を何本観たとか殆どの人は記憶にも残さない。ところが、何本観たかを具体的に記録として残すことで達成感が味わえ、その数を増やすこと自体が楽しみとなる。
Filmarkってアプリがいい。
自分が観た作品をジャケット写真と共に確認出来る。また、五段階評価で星を付けるだけでレビューも出来る。この作業により映画を見続けるモチベーションアップにつながる。
読書だと読書メーターってサイトがいい。
自分が読んだ本の冊数を登録出来、100文字程度の短い感想もかける。
これも達成感につながる。
ゲーミフィケーションは勉強にも有効である。
具体的なやり方についてはまた別の機会に考えたい。
日常生活をゲームのように楽しめればかなり良いもんだ。無駄な頑張りというか、余計な苦労が減ってくる。減ってくるっていうのは、苦労を苦労と感じなくなるという意味でだ。
何事も捉え方一つで変わってくる。
ゲーミフィケーションについてぜひ調べてみるといい。