飲み会等で終車まで遊んで帰る人間があまり理解出来なかった。
もっと余裕持って家に帰れよって思ってたし、そもそも学生じゃないんだからそんな弾けてんなよ位に考えていた。
だが本日は終車で帰宅した。
大学卒業後、三年ほど会ってなかった友人たちと夜から集まって居酒屋にいた。
三年も経てば随分と話も積もるもんだ。 日常的に連絡を取り合っていた訳でもないので、これまでの分が一気に来た感じだった。
過去のことを話すのは時間の無駄だしこれからのことを話すべきとか、生産性ばかりを考えて生活していたけど、思い出の共有はいいもんだなと思えた。
親に何でも決めてもらい、ただ漠然と過ごした10代と異なり、大学時は自発的に全てを決めて、何か面白いことはないかなとか、どんどん知り合いを増やそうとか、とにかく新しいことに挑戦してみようとか、割と行動的だった。 個人的に回想することは少々あったのだが、それを他者視点で振り返れるのは楽しい。
空白の時間があっても、会えば笑える関係ってのはいいもんだなとシミジミと感じた。