思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

職場と自宅は離れていたほうが、いい気がしている。

自宅から職場は近いほうがいいのか。

通勤時間は無駄であり、満員電車に揺られ、体力を奪われて通うことは良いことは無い。 という見解が、大半のかたの意見であろうかとは考えるが、自分個人としては職場と家がある程度は離れていたほうがいいのでは、思っている

これこら、なぜ職場と自宅が離れていたほうがいいと思うのか、その理由を書いていきたい。



職場から家が離れていたほうが良いと考えるワケ。



職場と近いと、仕事が終わった気がしない。

例えば、家から職場が見える位に近距離に住んでたとしよう。 仕事を終えて自宅にいても、常に頭の中に職場のことが入り込んでくる気がする。 以前勤めていた会社では、自宅から職場が見えるとまではいかなかったが、外出すると必ず見える距離にあったので、すごく嫌だった。 出来れば、仕事場がある所とは、違う街に住んだほうがいい。



通勤の間に心が切り替えられる。

僕は電車通勤で、だいたい1時間半近く掛けて通っている。 その電車の中で、本を読んだり、ブログを書いたり、勉強したりという個人の時間を過ごすことにしている。 とにかく疲れているときは、ひたすらにTwitterのタイムラインを眺めて、お気に入り登録したり、面白いツイートをリツィートしたりしている。そうやって、ボーっとするなかで心が切り替えられてくる。

家に早く着いて、布団に潜り込んだほうがいいのかもしれないが、自分としては家に帰り着くと、家事やら、何か家でしか出来ないことに直ぐに取り掛かってしまう。なので、電車の中のほうが個人的な作業は集中出来る。移動している状態ってのがいいのだろう。 読書も机でじっとしているよりも、電車で読むほうが、はかどる。



職場のイベントに誘われにくくなる。

家が遠いという理由のみで、職場の人間の集まりや、交流会的なものから逃げることが出来る。 明日も早いので帰ります、と言いやすいし、実際に帰れる。みんなで仲良くやっていくことはいい事なのだけれども、時間とお金をどんどん奪われていくので、断るタイミングをしっかりと考えておいたほうがよい。 そんな時に、物理的な距離感は役立つ。



会社に染まらなくなる。

さっさと会社に染まってしまって、言いなり人間となり、会社が提供してくれる価値観の中で生活していくことが、一番楽なライフスタイルであることは分かっている。 だが、自分はどちらかと言えば、なるべく外部と繋がりや、関係性を保って、あくまで生活の一部として仕事を考えて生きていくことを常としている。 そんな時に、先ほども書いた、物理的な距離感(職場と自宅の距離)は役立つ気がする。 会社近辺に住んでいると、職場の人間とオフの日でもしょっちゅう街なかで出くわす確率も高いし、交流の幅も仕事の人とがメインとなってくる。 そのことが思考の幅というか、興味の幅をも狭めていくような気がする。 僕が勤めている会社は一般的な会社とは少々異なり、かなり閉鎖的な業界で、悪い意味で古風風習や、ずっと仲間内だけでコミュニティを作りあげていく、固定的な関係性が強い。 外のことなど知りたくもない。この内部だけが、全てなんだという感じがとても強い。 その考え方に自分はどうも馴染めない。 そういったこともあり、なるべく離れた土地に住んでいるのかもしれない。



おしまい。

会社が大好きな人は、ここまでに僕が書いたようなことは一つも共感出来ないだろう。 また、共感しないほうが、きっと幸せに働けているという事だと思う。 だが、あまり好きでない人で、離れた所に住んでいる人は、そのままそこに住み続けてもいいのではないだろうか。