少しばかり継続した努力が何かに身を結ばないからといって、すぐにやる気を失ったり、投げ出してしまうのは勿体無いと感じる。
【目次】
他人の成功例は当てにならない
何かを習得するのに、どれくらいの時間が必要だとか、どの様な手法、工夫が求められるだとかは、その時、その時により異なり、個人差が激しいものなので、正直なところ他人の成功例などは、ほとんど参考にならない。
なのに、他人の成功体験を耳にして、
「自分は同じ様なやり方をたどっているはずなのに、なぜ上手くいかないのだろうか。きっと才がないのだろう。無念」
と、取りやめてしまう人が多い。
水木しげる先生の生産量はすごい
最近、水木しげる先生の漫画を頻繁に読んでいるのだが、とにかく作品の数が膨大で、どれもが長編であり、その生産力に驚かされる。
どの作品も一切手を抜かず、一コマ一コマの書き込みが素晴らしく、芸術作品としても評価は高い。
その時、はたと気付いたのだ。
画力もさながら、これほどまでに数多くの作品を世に出してきたからこそ、水木しげる先生は世界的な漫画家、妖怪研究家になられたのだろうと。
たまに文章を作って、それで食べていけたらいいのにな、とか考えながら、ほとんど文章を書いていない自分なんかは全然活動をしていないに等しい。
フリーペーパーを製作し、それを道端で配布して、どうにかこうにか文章を読んでもらえる仕組みを構築していく、とかでなく、何処にいても好きな時に、ちょっとスマホで文字を打つだけで、世の中に文章を発信出来る。それほどに敷居が低くなっているのだから、とにかくもっと書いていくべきなのだろう。本気で文章で食べたいとか考えてるいるのならば、あれこれ悩む暇も無いくらいに書いていくしかない。
悩む暇はない
世の中というのは、あまり悩む暇を与えないように作られている。
何かをしたいと考えている間に、その状態に近付けるように、何か今できることを一つでも始めてしまえば良い。
やるしかない
やるか、やらないか、だけであるこの世界。
時間は意識せずに、過去を切り捨て、今自分が何をしたいか、どう過ごしたいかだけを考えて、生活しよう。