「人間、話せば分かり合える」
これは誠に幻想であり、どうやっても理解し合えない間柄というものは確実に存在します。
プライベートでの関係性ならば、別に会わなければいいだけの話なので問題はありません。
しかしながら、同じ会社内にいる人物が苦手だと少々厄介になります。
嫌いな先輩とは、最小限のコミュニケーションで済ませる
まず、苦手・嫌いな相手とは必要最小限の交流に留めることが大切です。
関わっているうちに好きになるかもしれないとか、実はいい人かもしれないと期待を込めてみても、大抵はそうはいかないことが多いものです。
苦手なひとはどこまでいっても苦手である。
こう割り切って付き合っていきましょう。
挨拶だけは必ずする
なるべく関わらないようにするといっても、同じ職場内にいる限りは顔を合わせざるを得ません。
仕事上関わらざるを得ないことはあるはずなので、完全に無視をすることなど出来ません。
とにかく挨拶だけはしておきましょう。
挨拶をされて「コイツ挨拶してきたぞ」と不愉快に感じるひとはいません。
そもそも先輩に挨拶をしなければ、態度の悪い奴だと周囲に言いふらされる可能性が高くあります。
君子危うきに近寄らず
君子危うきに近寄らずとは、教養があり徳がある者は、自分の行動を慎むものだから、危険なところには近づかないという意味の言葉です。
危険なところとは、苦手な先輩の近くです。
近くにいるだけで、何かと批判を飛ばしてくる人物もいますので、まず物理的に距離を取ることが肝心です。
人間は、見た目は似ていても1人ずつ、まったく異なる生物である
海外の人と日本人の自分とを比較した場合には、文化や考え方の違いに多く気が付くことでしょう。しかし、同じ日本人同士だとそれほど大きな違いがあるとは思わなかったりします。
ですが、事実としては1人、1人驚くほどに考え方や感じ方が異なります。
中にはいったいどういう所で育ったらその様になるのかと不思議に思ってしまう様な人もいます。
なので、自分の感じ方を基準に相手を判断していくことは避けるべきです。
苦手と感じる相手は、違う星の人くらいに思っておくほうが良いです。
まとめ
ここまでに話してきたことを簡単にまとめたいと思います。
苦手な先輩との関わりで1番大切なのは、挨拶を必ずすること。
そして、必要以上のコミュニケーションを取らないこと。
これらに尽きます。
これ以上でもこれ以下でもありません。
八方美人になる必要はありません。
誰からも好かれるように生きることは大変なことであり、又、そのようなことは実現出来ません。
自分の良いと思った相手とだけ深く交流していってください。