思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

生まれては消えていく、多量のコンテンツたち。

【目次】

3日前のネタがもう“古い”時代 - orangestarの雑記

どんどんと、コンテンツとか話題の消費速度って上がって行ってるし、(もし、適宜流行の話題について行こうとするならば、だけれども)情報を提供する側も、それに合わせた速度が要求される。何か話題になるような出来事があったら、その6時間後には、もうそれに対する文章なり記事なりを投下しないと、見てもらえない。3日あいたら、「なぜ今更その話を…」って思われるし1週間もたてば「そういえばそんな話題もあったな…」みたいな感じ。

みんなが、コンテンツや話題をものすごい速度で後ろに放り投げるようになるのも時代の流れかもしれない。

ネット社会の流転の速度

インターネット上の情報は、なんでもない一般市民が随時コンテンツを提供できる空間であるから、そのクオリティを問われることなく、多量に生産していくことが可能だ。
それが故に、流行るスピードも廃れるスピードも、とにかく速い。
幾らでも語れるテーマが存在するので、1つの物に固執する必要性がないからだ。
必要性がないというよりも、より新しい面白テーマを発掘して、それに関しての発信者となりたいがために次々と新しい物に飛びついていくのだ。

誰もが注目を集めたいインターネット世界

現実社会において注目を集めたいとなれば、ある程度の地位とか名誉とか、資産が要されてくる。
もし何もなければそれこそ罪を犯して捕まるでもしなければならない。
だが、ネット上では地位も学歴も資格も何も要らない。
なんの努力もなく有名になることだって可能な世界だ。
その偶然を狙って、常に新しいコンテンツを発見し続け、少しでも時間が経過したモノに対しては「今更そんなものを。。」と蹴落としていくスタイルでいく。


知らなくてもいい情報の集まり

拾い集めても仕方のない、完全なる無駄の集合体である情報によってネットの世界の半分は形成されている。
無駄が人生を豊かにするとは言うが、豊かにするかどうかも分からないレベルの無駄ほうが多い。
だからこそ3日も経てば記憶から完全に抜け落ちてしまうし、忘れたところで人生に何の影響もない。


おわり。