思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

"そこそこ"レベルの趣味を作っていこう。



何かを極めよう、ハイレベルなスキルを身に付けようとすると結構な労力を要する。

7割方完成したかな?というところまでなら、割とすんなりといける。

そこそこに時間を割いて、継続していればたどり着ける。

ただ、そこからが問題なのだ。

納得出来るレベル、他人に自慢してもいいレベルまでいくのは大変


例えば、「これはお金を取ることが出来る」とか、「どうやったらそこまでの技術が身につくの?」なんて言われるまでに成長するのはしんどい。
しんどい上に、効果的な訓練やトライアンドエラーをひたすらに繰り返す必要性が出てくる。
自分が極めようと思っていること以外のモノは正直なところ捨ててしまう覚悟がいる。

寝ても冷めても取り組む必要がある

自由時間、余暇の全てを自分のマスターしたい項目に当てなければならない。
そうしなければ、正直なところいつまで経っても飛躍的な成長はありえない。
ただ、極めてみたところで、それが必ずしも世間に需要があるとも限らない。
また、自分より凄い人間は無限に存在しているので、終わりもない。

さて、どうしたらいいのだろうか。


7割方の出来でもいいと割り切る


「そこそこに出来るようになればそれで良しとする」

こう、潔く割り切ってしまう考え方を持つのがいいと思う。

1つのことを深く追求し続けるのもいいが、7割方完成しているものを複数用意するほうが、「何でもうまくこなせる奴」みたいな印象を持ってもらえるし、また、「自分の楽しみ」も増えていく。

なかなか上手くならないことを、苦しまない

いつまで経っても上達しない、
センスが無い、才能が無い。
そう感じて、完全に投げ出してしまう人は多い。
他に、熱中することが見つかればいいのだが、そこから無趣味になってしまうことになるのはもったいない。

自分には向いていないと卑下するのでなく、「なかなかのレベルまで来たな。一応やってます位には言えるかな」と考えよう。

「出来る」を増やしておくと、人生が楽しくなる

「少しは出来る、話せる」といったモノが複数あると楽しく過ごせる。
あらゆるコミュニティに出向いた時に会話に参加できるし、友だちも作りやすくなる。
無趣味な人はなかなか新しい友だちや知り合いを増やすのが難しい。
「プロ級にうまい」とか、「専門家レベルに詳しい」なんてところまで行く必要はないので、気軽にあらゆることに取り組んでいこう。


完璧を目指さずに、7割方の出来のモノを増やしていきましょう。



おわり。

【オススメ書籍】


元日本マイクロソフト代表の成毛眞氏の著書。
2冊とも、大人の趣味の見つけ方のコツとか、楽しみ方のツボが紹介されてある。
なにを趣味にしたらいいか分からない人は参考になると思う。

大人はもっと遊びなさい (PHPビジネス新書)

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40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい (PHPビジネス新書)

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