思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

常に最善の選択をすることにこだわり過ぎない


もっといいやり方があったとか、随分と遠回りをしたり無駄な時間を過ごしてしまったと悲観してしまうことが度々ある。

そうなる度に、自分はバカだなとか周囲の人間に惑わされた所為で損をしてしまったとイラつくことがあったりする。

だが、そんなに毎度うまい具合に生きていける訳がないと考えるようになった。


ベストパフォーマンスを常に維持出来ない

そもそも心身共に絶頂期を迎え続けることなんて不可能だ。
過ごして嫌なことがあればすぐに気持ちは低迷してしまうし、キライな相手に会えば心をかき乱されたり不安定になったりする。

また、睡眠を充分に確保出来なければ頭は働かせられないし、疲弊している時だといつもは出来る単純な作業でさえままならくなる。

自分への合格ラインを低く見積もる

様々な要因によって、日々、活動クオリティは変動しているので多少の失敗は仕方がないし上手くいく場合ばかりではないので、あまり自分を責め過ぎないほうがいい。
また、「もっとうまく出来るはず」の精神は他人にも強要しがちなものなので、周囲の人間をも責めがちである。
人間は失敗をよくするし、上手くいく場合もたまたまパフォーマンスが良かっただけだと認識しておこう。

質より量で考える

一つ一つのクオリティに拘るばかりに、先に進めなくなる人は多い。
とりあえず問題無いレベルまでに仕上がってしまえば、次のことに取り組むほうが効率的だし効果的だと思う。
総合値で必要な数値を稼ぎ出すほうが簡単だ。
何事も、努力が足らなかった、と精神論で考えてしまいがちなので、自分では気付かないだけで実は苦手分野だったということは多い。

苦手なものはどこまでいっても苦手という場合がほとんどなので、ストレス無く出来ることから片付けていくべきだ。


人間はダメな時はダメで、常にベストは尽くせないと考えておこう。
そう思うようにすれば、少しは気が楽になる。