お金を消費することが趣味の定義だと思っている人がたまにいる。
お金を稼ぐことは悪だという思い込みや、そもそも趣味になり得る訳がないと考えによるものなのだろうか。
「お金を増やす=仕事」の方程式に縛られきっているので、本業で残業や休日出勤をひたすらするの選択肢しか見えていない。
そんなことをしても会社にとって都合の良い人間にどんどんなっていくだけだし、その頑張って働いた分の疲労を浪費行為によって回復するしか道が見出せない。
「働いたら働いた分だけ休日に消費し続ける」の無限ループにはまっていけばいくほどに、別の世界を意識することができなくなるし、
「これが大人になっていくということなんだな」とか「歳を重ねれば重ねるほどに人生は選択肢が減っていくな」とか言う側の人間に成り下がる。
とにかく本業以外で、なんでもいいから1円でも自力で稼いでるみる経験をしておけば抜け出せる気がする。
趣味にもお金を稼ぐ種類のものがあることを自覚したほうがいい。
まあ、こうはいってもそれぞれ適正というものがあるので無理強いは出来ないし、したところで理解には絶対に至らない。
おわり。