思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

本を2000冊読んだら人生が変わった。


2年ほど前に本を1000冊読んだら~という記事を書きました。
本を1000冊読んだら人生が変わった。本が教えてくれた7つのこと。 - 思考拡張日記。

あれから月日が流れ、気付けば読んだ本の数も2300冊ほどになりました。当時の倍以上ですね。


ぼくのページです。アビ太郎 - 読書メーター


あの頃に感じていたことと、今、感じていることは違っている部分があります。どのような変化がさらにあったのかについて考えていきます。

本を2000冊読んでみた結果、学んだこと


誰とでも話が出来るようになった

ぼくは、ジャンル問わず、何でも手当たり次第に読むようにしています。
SF小説、エッセイ、ノンフィクション、児童文学、自己啓発、医学、社会学、教育論、サイエンス系、アートなど多岐にわたり、とりあえず少しでも気になったものに関しては手に取るようにしています。
そういった、いわゆる乱読を行っていたお陰で誰とでもとりあえず会話を成立させることが出来るようになりました。
相手が1番関心を持っていることに対しての知識を持っていれば、それに越したことは無いと思います。ですが、人間は1つのことだけに興味を示すわけでなく、好きなこと、興味を持っていることは多数あります。そのうちのどれか1つだけでも話を広げることが出来ればそれで充分なのです。


異性に物怖じしなくなった

もう今更30歳にもなって女性とは全く話せないなんて人もほとんどいないかもしれないですが、自分は本を読む習慣が身につくまでは、正直、女性と話すことが出来ませんでした。
中高が男子校だったことで、女性と接する機会のない10代を過ごしたために、女の人は全く違う生物であるかのような印象を強く抱いていました。
そのため、何を話せばいいのか分からないという状態が続いていました。
ですが、人類学や生物学などの本を通じ、人間が古代からどのような進化を遂げてきたのか、どのように生き抜いてきたのかといったこと、人体はどんな機能を秘めているのかといったこと、そういったものを学んでいく過程で、はたと気付きました。
男や女といった性区分の以前に、同じ人類という種ではないか。大きな違いなんてものはないんだ。少々、脳や身体的構造が異なるだけのことではないか、との結論に至ったのです。
それからは、特に異性であることの意識を持つことがなくなり、普通に会話出来るようになりました。


どんなことでも学びがあると思うようになった

以前は、世の中には有益な時間と無益な時間の2種があると強く考えていました。
例えば、何もせずぼーっとしているだけの時間は無駄であり、少しでも暇があればセコセコと動き回るようにしていました。ですが、ぼーっと布団で横になっていたり、延々とスマホで単調なゲームをプレイしたり、TwitterやInstagramなどのSNSのタイムラインを眺めているような時間にも意味があるなと感じるようになりました。意味があるという表現はちょと違う気もするのですが、そのような時間のなかで、精神を整えていたり、思考がまとまっていたり、気持ちが切り替わっていたりといったタスクが稼働している実感を得られるようになりました。アプリがバックグラウンド処理されている感じに近いです。これも多数の本を読んでいった中で身についた感覚だと思います。



自分の心を理解できるようになった

さっき、バックグラウンド処理の話に関係します。
1人で黙々と本を読んでいますと、自分のなかの些細な変化に敏感になります。
今、このキーワードに反応したのは何故だろうか、この言葉をどこかで耳にした気がするのだがいつだろうか。なぜこの本を読んで、いたく感銘を受けているのだろうか。こういった自分と向き合う時間が多く確保されます。その結果、自分の心が揺れ動いた際、すぐにキャッチできるようになりました



自分の感想を持てるようになった


自分は、本を読んだ後にはなるべく、短い感想を残すようにしていました。
読書メーターという読書家御用達のSNSを利用していまして、そこに読んだ本を登録していっています。読んだ本を記録して、新しい本に出会おう - 読書メーター
どんなことでもいいので何か感じたことを書くようにしていましたところ、あらゆる事象に対して自分なりの感想を抱けるようになりました。これは反復練習に尽きます。
別段、レベルの高いことを書く必要もなく、面白かったレベルのことを書いていけばいいです。その内、少しづつ書けるようになります。使いこなせる語彙が増えていき、表現の幅が拡がっていく感覚があります。言葉は知っているだけでなく、使いこなせるようになって初めて、その言葉を本当に理解出来ているということなんだなと思うようになりました。


今に集中出来るようになった

さきほど、読んでいた『モノも気持ちも溜め込まない! 夫婦の断捨離』という本のなかにいい言葉が書いてありました。

もう終わってしまった過去や、どうなるか分からない未来にばかり気を取られると、集中力は下がり、思考はブレ、余計なエネルギーを使用し、消耗します。

これは、使わなくなった物をいつか使うかもと溜め込んでいると今を疎かにしてしまう、みたいな話でした。
これと同じ効能が、読書にはあるなと感じています。
本を読み続けていますと精神の棚卸しといいますか、余計な不安や正体不明の悩み、みたいなものが消えていきます。
過去は過去と割り切れますし、将来なんてどうなるか分からないのに心配するだけ時間の無駄だなと思うようになりました。
その結果、今を楽しく過ごすにはどうしたらいいのか、どうやれば幸福度があがっていくか、ということばかりを考えるようになりました。


生き方の多様性を学べた

世の中は、白か黒かではっきりと分けることは出来ません。
たいがいのことがグレーです。また、何でもきっちりと結論を無理にでも出せばいいわけでありません。
そのことを肌感覚で理解できるようになりました。
よって、1つの生き方、考え方を盲信してしまい他の視点から考えることが出来なくなるという視野の狭まった世界からは脱することが出来るようになりました。
争いは互いの正義をぶつけ合うことで発生します。自分の信じているモノを決して疑おうとせず、それを相手に突きつけるせいで起きてしまうのです。
もし、そんな考え方もあるよねと、固定概念にとらわれない自由な心を持つことが出来れば、事は大きくならないのです。
今の自分は、世の中には色んな人間がいて、合わない人間は絶対に合わないのだから無理をしてまで付き合うのはよそうと思っています。
生き方の多様性を学んでおくことは、非常に大切です。

おしまい

1,000冊読んだ頃と比べてみますと、自分の中にあるものが結構変わってきているなという感覚がもてました。
ただ、本読みの世界には上には上が沢山いるもので、5,000冊以上も平気で読み終えているような人たちが沢山います。しかも20代でその数に到達していたりで…
これからも、もっと様々な本と触れ合い、楽しい人生を送っていこうと思っています。