思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

何の仕事に就いているかで、自分を決めない。

どこの企業に就職したかで、何の仕事に就いたかで人生が全て決まってしまったように考えることは、すこし違うのではと思う。

外の人間からどう見られているかばかりに気を取られているだけで、そこに自分の価値が全てあるだなんて思うことは不幸なのではないだろうか。

思うような仕事に就いたのならば、何もかもに不満を持たなくなるかもしれない。
だが、自分の望む最高の形でなければ、「こんなはずでは」と考え続けるだけの人生になってしまう。
思うような仕事に就いたとしても、自分よりもより幸せそうな人間に対して劣等感や嫉妬心を持ち続けることになり、それが攻撃的な性格を産んだり、他人に嫌がられる人間になっていく原因となる場合もある。


職業や肩書きといったものはしょせん、記号でしかなく、自分を分かりやすく他人に伝えるための手段でしかない。

自分のあらゆる要素を省略してしまい、その記号を使うことにより、相手に勝手に想像してもらうことが出来る。

初対面の相手に対し、自分の仕事を伝えた時に抱かれる印象と、本当の自分は掛け離れている。本当の自分という定義もあやふやな存在はあるけれども、相手が記号に大して示しているイメージとは異なることは確かだ。

で、まあ自分がどんな人間であるかを伝えるのならば、Twitterとかブログを読んでもらうのが1番手っ取り早くあり、本当の自分に近いんじゃないだろうか。

そこにあるのは記号でなく、自分の中にある様々な感情や葛藤を言語化したものであり文章にしない限りは外部に露見しない。

だが、なかなかその言語化も難しくあり、何度も繰り返し書かねば、その真意を伝えることは出来ないし、そもそも何を自分が考えているのかも不透明だったりする。

外部評価ばかりを気にしてしまうのでなく、自分の価値は自分で決めて、どのような生き方を選択するかも考えていこう。