思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

『ぼくたちは習慣で、できている』 を読みました。感想

私たちは繰り返し行っていることの結果である。だから、あらゆる偉業が行為でなく、習慣によって成し遂げられる。
(アリストテレス)

どうも、あびこです。

ワニブックスから出版された、佐々木典士さんの新刊『ぼくたちは習慣で、できている。』を読みました。

これは、自分は「意志が弱い」と思い込んでいる人のための本です。


内容の構成

1章 意志力は、生まれつき決まってる?

強い弱いで表現される意志力とは、一体どんなものかを考える。

2章 習慣とは何か?

習慣とは、「あまり考えずにする行動」。
「意識」を呼び出さずに取る行動。


3章 習慣を身につけるための50ステップ

習慣に関して書かれた様々な本のエッセンスをまとめた。

4章 ぼくたちは習慣で、できている

習慣の可能性の広がりについて。




本の内容を3ステップでまとめます。

1.才能は「与えられる」ものではなく、努力を続けた後に「作られる」ものである。

2.その努力は、習慣にしてしまえば継続できる。

3.その習慣の方法は、学べるものである。


感想

いかに良い習慣を身につけていくか。
悪い習慣をどうやって断ち切っていくか。

これを学べます。

習慣とは繰り返しのことです。

繰り返す回数が増えれば、それが習慣になります。

繰り返すためのハードルをいかに下げるかが重要です。

そして、辞めたい習慣については、逆に繰り返しのハードルを上げていくことが求められます。


また、天才や才能という言葉は存在しません。
努力の習慣がある人が、結果的に周囲から天才や才能があると呼ばれているだけです。

当人は至って普通の繰り返しをしているだけなのです。

これについては、本書でも多数引用されてある『天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』で知ることが出来ます。この本は実際に自分も読んだことがあるのですが、すごく面白かったです。


おわり


300ページ以上に渡り執筆されてある本書『ぼくたちは習慣で、できている。
は、かなり膨大な情報量となっています。
とてもブログだけで紹介しきれないほどです。
気になりましたら是非、読んでみてください。

著者の佐々木典士さんが、これが自分にとって最後の自己啓発本になると書いていました。確かにそれくらいの熱量がありました。


読めば人生が変わる一冊となることでしょう。

併せて、佐々木典士さんの前著『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -』もとても素晴らしいので読んでみてください。
ミニマリストの火付け役となった名著です。

ぼくたちは習慣で、できている。

ぼくたちは習慣で、できている。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -


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