思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

人前で話せるようになる方法。 コツや練習法について。

どうも、あびこさんです。

先日、友人の結婚式に参加してきました。


余興などをやる予定もなく、軽い気持ちで参加したのですがまさかのサプライズがまっていました。

披露宴での食事の最中に、会場スタッフの方がよってきて、とんでもない一言を自分に。

「本日、あびこさんに友人代表スピーチをしていただくことになっておりますが、この時間帯になります。ちなみに、お名前はこちらの読み仮名で合っていますでしょうか?」

え、何も聞いてないのですが…。

知っている前提な感じでスタッフの方が話しかけてきまして、自分がスピーチのことを聞いてないと伝えると、スタッフの方もちょっとビックリされていました。
まさかスタッフにも、スピーチをサプライズにしていたことを伝えてなかったのでは…。

さすがに完璧とは言えませんが、短いながらもどうにか新郎との過去のエピソードを紹介し、それなりに話をまとめました。
以前の自分なら、完全にアウトな事案でした…。

面白かったし良かったとスピーチの後に言ってもらえて、どうにかなったかなという感じです。

極度のあがり症かつ対人恐怖症だった。

自分は、とにかく人に注目されることが全般ダメでした。
見た目にも自信がありませんし他人に評価されることを恐れていました。

顔は真っ赤になり、頭は真っ白。
一切、言葉が出てこなくなり一点を見つめ続けるだけになっていました。

人前で話すことを得意になりたい

目立つことが苦手でしたが、他人を笑わせたり、ちょっとした注目を浴びることに心の中では憧れがありました。
なので、どうにかして人前で話すことを得意になりたいなとの、あこがれを抱き続けていたのです。

人前で話すことは慣れ

身もふたもない話になりますが、人前で話すことは慣れに尽きると思います。
場数を踏むしかない。

人前で話すことに慣れるために、自分が意識的にやってみたことを書いてみたいと思います。



話す練習編

アルバイトは接客業を選ぶ

とにかく知らない人と話す回数を増やそうと思い、学生時代はあえての接客業を選びました。

コンビニの店員
テレビ局のスタッフ
神社のスタッフ

テレビ局のスタッフは、前説も仕事にあったので、めちゃくちゃ鍛えられました。
約2,000人に向かって話してましたから…。
プレッシャーで死にそうになってましたが。

ネットラジオで話す練習

学生時代にネットラジオをやっていました。
顔の見えない相手に向かって話すこともなかなか緊張感があります。
視覚的に相手の反応をえられない恐怖というものが分かりました。

面接は、究極の練習場

就職のために企業面接を受けに行きましたが、ホント人前で話す練習の場としてはこれ以上のものはないなと感じました。
自分という人物をすべて見通されてしまう感覚を覚えました。
慣れてくると、演技でいくらでも誤魔化せるなと気付きましたが。
面接では、ただ話すだけではなく、表情や視線、姿勢などのすべての要素を意識しなければなりません。

自分が話す姿を動画で観る

動画で自分を客観的に分析することは大切です。
すごく身体が揺れているとか、表情が硬いとか、見た目について分かります。
別にその動画を他人に見せるわけではないので恥ずかしがらずに撮ってみましょう。

声を録音する

動画とは別に音声を録音することもやってみましょう。
話すスピード、抑揚、声色がよく分かります。
緊張するとどうしても早口になってしまうと思いますので、ゆっくりと話しましょう。


続いて、人前で話しているときに意識していることを書きます。


話す実践編

視線を8の字に動かす。

視線の動かし方が大切です。
8の字に動かすと、全体を見渡しながら話していることをアピールできます。

図のような動きです。横向きの8の字ですね。

みんなを見てますよー、と印象付けられます。

これは予備校講師の方に教えてもらったテクニックです。

ゆっくりと話す

せっかく喋っても、何を言っているのか聞き取ってもらえなければ意味がありません。聞き手に理解しもらえて、始めて、話したことになりますからね。
少し早く話しすぎたなと感じたら、少し間を空けて次の話をするようにしてください。
間を取ることを意識するだけでも、話すスピードを落とせます。

聞き手の反応を見ながら話す

話がウケているなとか、真剣に耳を傾けてくれているなとか、聞き手の表情を確認しながら話してみてください。
反応を見ながら話すと、自分の言っていることが分かりにくいのか、つまらないのかが判断できるようになります。
なので、話の軌道修正がしやすくなるのです。
もうすこしエピソードを掘り下げようかとか、この話はどうもつまらないようだから、さっさと次の話に移ろうかとか、考えられます。

緊張しないために、聞き手をジャガイモだと思えばいいとか、モノに置き換える話を聞きますが、あまり効果がない上に、聞き手のリアクションを確認できなくなりますので、よくないですね。

難しい言葉は使わない

小学生でも理解できるような言葉をなるべく使うことを意識しています。
簡単なことでも、やけに小難しい表現を使いたがる人がいます。
分かりにくい言葉遣いは、やめましょう。
自分の知識量とこ賢さをアピールしたいのかもしれませんが、聞く気を失わせてしまいます。
専門用語とか横文字言葉もなるべく避けましょう。

ダラダラと話さない

話が長い人は、

「で、結局なんの話だったの?」

となってしまいます。

手短に話しましょう。

聞き手に飽きさせないために、短い言葉のなかに伝えたいことを明確にして詰め込んでいきましょう。

ダラダラといつまでも話すよりも、尻切れトンボ感が出てもいいので、パッと話を途中でやめてしまってもいいです。

とにかく笑顔

笑顔を見せておけば、とにかく誤魔化せます。
うまくいってなくても、なんだかうまくいっているような感じになります。
笑顔を見て、不快になる人はいませんからね。



まとめ


人前で話すことのコツをまとめます。

  • 何度も話す練習をしておく
  • 話している自分の姿を動画に撮る
  • 話している自分の声を録音する
  • 人前で話す回数をとにかく増やす
  • 会場全体を見ていることをアピールする
  • 聞き手の表情を見る
  • ゆっくりと話す
  • ダラダラといつまでも話さない
  • 難しい言葉を使わない
  • 笑顔で話す

以上ですね。



人前で話す力は、本当に役に立ちます。

前に出て話すことを嫌がる人が多いので、人前で話すことが好きになれば、かなり優位な立場に立つことができます。
慣れれば誰にでもできてしまうことなので、さっさと慣れてしまうことをオススメします。
とにかく話す回数を増やすことです。
慣れてしまえば、急にスピーチを求められてもどうにすることが出来るようになりますね。

知らない人と会話することに抵抗がなくなりますので、新しい友だちも増やせますし、色んな場に出ていくことが出来るようになります。様々なジャンルの知り合いができますと、人生の幅がかなり広がります。楽しくなりますね。