思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

キングコング西野さんが『新世界』を全ページ無料公開したので、読んでみた。感想。

どうも、あびこです。

 

キングコング西野さん(@nishinoakihiro)が11月に発売されたばかりの著書『新世界』を全文無料で公開しました。

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また、大胆なことをされましたね。

下記のリンクから全文読むことができます。

11月発売&絶賛ヒット中のビジネス書『新世界』を全ページ無料公開します(西野亮廣)|新R25 - 20代ビジネスパーソンのバイブル

 

せっかくなので、ぼくも読んでみました。

読んでみて気になったことをまとめてみます。

 

『新世界』を読んで気になった7つのポイント

1.「お金は汚い」というイメージを捨てる

まず、お金を稼ぐこと・貰うことが汚いというイメージを捨てるべきだと書いてあります。

この「お金=汚い」のイメージがある限りは、"挑戦できない身体"になってしまうと。

これは、まさにそのとおりですね。

1円でもトクをすることや、無駄な出費を抑えることを日頃から考えるようにしているのですが、どうしてもイヤしい印象を抱かれがちですね。

みんな、お金が好きなくせに何なのですかね?

本当はお金が欲しいくせに、蓋をする感じはどうなのでしょうか。

世間の目とか常識とかを気にしすぎずに、自分はお金が欲しいと素直になっていいと思います。

そもそも、お金を稼げるスキルを持っていたり、情報や手段を知っていることは素晴らしいことだと感じています。

 

2.信用を換金できる時代になった

信用を換金できる時代って、うまいこと言っているなと思いました。

たしかに、クラウドファンディングとかはまさに、個人の信用をお金に換えていますね。

クラウドファンディングは「お金を集める装置」ではなく、「個人の信用をお金に換金する装置」だということ。

換金するモトとなる「個人の信用」が無ければ、クラウドファンディングでお金を作ることはできない。

 

学歴や社会的な地位・肩書も一切なくても数百万円集められますからね。

信用さえあれば。

むしろ信用がなければ、どれだけエリートだろうとも1円も手にすることができません。

 

3.信用を稼ぐ

キミの親世代は「働け」と言うかもしれないけど、信用経済においては、「働く」の定義が、「お金を稼ぐ」から「信用を稼ぐ」に変わってくる。

若い子は、これまで以上にオジサン達から「最近の若いヤツは」と言われるだろうね。

 これからは信用を稼ぐ時代ですよねホント。

数万人もフォロワーがいれば、それだけで生きていけますからね。

実際、TwitterやInstagram、YouTubeなどではそういう人たちが沢山いますから。

この、信用を稼ぐことがどれだけ難しいことか分かっていない人が多すぎます。

 

「貯めた信用をインターネットサービスを使って換金する」という、これまでにないお金の生み出し方だから、「何か悪いことをしているに違いない」と思い込む人が出てくる。

彼らは、「お金は、汗水垂らして、その対価としてようやく貰えるもの」と信じきっている。

 

「真面目に働かないで、遊んでお金を手にしようとしているダメな人たち」とおっさんたちは考えてしまいます。

「時間の切り売りでしかお金を手にしたことがない」と、そう考えてしまっても仕方ないのでしょうね。

 

4.信用は複利で増える

信用は複利で増える。

「複利」という表現がチョット難しいね。 

つまり、信用は右肩上がりの“直線”で増えるのではなく、ジワジワと増え続け、ある地点でギュイィンと急激な“曲線”を描いて爆増する。

 

換金できるからといって換金を焦っちゃダメだ。

曲線を迎えるまで、じっと待つんだよ。

一度、信用をえた人は爆発的にフォロワーが急増していきますし人が集まってくるなと感じます。

逆に、信用がない間は変化が見えづらいというわけです。

なかなか伸びないからと、信用を稼ぐことを放棄してしまいがちですが、そこで続けられるか、手段を変えていけるかが重要ですね。 

 

5.信用時代において、貯金は機会損失

“貯金時代”は、お金を貯めれば安心が得られた。

しかし、貯信時代においては、「貯金」は機会損失だ。

「お金を銀行に何年も寝かせておくぐらいなら、そのお金を使って一人でも多くの人を笑顔にして、信用を稼いでおいた方がいい」という流れになる

 お金を人のために遣うことって、信用を稼ぐことですよね。

自分も、自分のために個人的に消費活動をするのはそんなに好きではないのですが、人のために遣うことは好きです。

意味もなくおごってあげたり、お金をあげたりすることは大ッキライですが(笑)

お金を遣いたくなる相手というのは信用があるからですし、また、お金を遣うことで相手の信用をえることにもなるなと感じています。

信用についての話は先日読んだ『しょぼい起業で生きていく』にも出てきていました。

自分ができることをしてあげたり、無償で助けたりすることで人との繋がりが増えていったり、信用をえられるという話。これと同じですよね。

 

6.匿名のSNSは損をする

当然、匿名のSNSは得策じゃない。

匿名で呟いても実生活における信用ポイントは増えない。

実名で活動し、信用ポイントをキチンと自分の名前に貯めて、自分を「ブランド化」しておくことが、この先のキミの身を守ってくれる。

顔出しで完全に、どこの誰か分かるように個人名で活動すること。

これはメリットが多いという話は、よく耳にします。事実そうなのでしょう。

デメリットも同時に多いかなとは思ってしまいますが、それ以上の利点がありますよね。信用も貯まりやすいですし。

匿名でも活躍されているかたは多数いらっしゃいますが、最終的には、実名で活動する方向にいかれるかたが多いですね。 

7.信用を稼ぐには、「嘘をつかない」ことが大切

「嘘をつかない」。

言葉にすると簡単だけど、これがなかなか難しい。

嘘をつくことで露出を続けると、認知度は上がるけど、人気度(信用度)は確実に落ちる。

「認知」と「人気」は別物なんだ。

 嘘で露出を増やす、炎上商法というやつでしょうか。

これでずっと認知度だけは保っている人々はいますね。

信用はないので、よく叩かれていますが。

少しでも収益を上げたいとか自分をよく見せたいと、欲を出してしまうと嘘をついてしまいがちです。ですが、後々、デメリットにしかならないのですよね。

正直にいきたいと思いました。

 

まとめ

西野さんの『新世界』、おもしろかったです。

全文無料で公開していいの?と思うほどに良書でした。

ぜひ、読んでみてください。

ただ、文章量が多いので、ブラウザで読むのがしんどいです。

落ち着いて読みたいのなら、書籍購入のほうがいいかと思います。

 

『新世界』