思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

今年読んだ482冊の本のなかで、面白かった11冊 2018年版

どうも、あびこです。

 

 

今年読んでみて面白かった本を紹介したいと思います。
なにげに482冊くらい読んでいました。

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画像は読んだ本を登録している読書メーターというサイトです。

 

かなりハイペースだったみたいです。

せっかくなので面白かった本を紹介してみます。

 

 

面白かった11冊の本をランキング形式で紹介

 

11位 ひとりぼっちを全力で楽しむ—リア充に負けない22の人生戦略

 

 

行動力のあるライターさんの本は面白いですね。ちょっとした思い付きのような企画を実践するためにワヒバ砂漠まで飛んだりとそのフットワークの軽さに笑えてしまいました。ライターのアルファさんとかもすごいフットワークは軽いですよね。あとがきのメッセージはけっこう良いことが書いてあったりで良い本でした。こういうウェブ系の面白い人は今後生き残っていける人種なんだろうなと、常々思います。

 

10位 雲の上に住む人

 

 

富士山七合目の山小屋の管理人を追った記録本。富士山って登るの簡単なんじゃないの?みたいな印象をついつい持ってしまいますが、結構ハードな環境なのですね。やはり自然は恐ろしい。写真も文章も美しくて、また読みたいなと思う本でした。

 

9位 カラス飼っちゃいました。

 

 

怪我したカラスの子どもを保護したことをきっかけに自宅で育てることになった著者。

カラスってすごい可愛らしいんだなと知りました。

動物は全般好きなのですが、カラスをペットに飼うって発想はなかったので大変興味深い本でした。

 

 

8位 ニコニコ時給800円

 

 

様々な仕事を経験してきた著者ならではの作品だなと感じました。小説家はやはり人生経験豊富なかたのほうが有利ですね。書ける話の幅はぐっと広がる。短編集ですのでお手軽に読めますし、すべての話がちょっとずつリンクしていたりで面白かったです。

 

7位 スタートボタンを押してください

 

 

ビデオゲームをテーマとした短編SFアンソロジー本です。海外の作家が中心。

テキストアドベンチャー、fps、MMO、などのゲームを遊んだ経験のある人ならかなり楽しめると思いますね。普段、ゲームをしない人でも充分にのめり込める物語ばかりではあります。

解説に「ゲーム的感覚は我々にとって必須の習得能力のひとつ」との言葉が出てきます。現実世界にゲーム内のシステムや考え方を持ち込むことは大切だなと自分も考えます。そもそもゲームの世界はリアルをヒントに生み出されているわけなので、それが現実社会において役立たないわけがないですね。

 

6位 たまたまザイール、またコンゴ

 

 

アフリカ奥地のコンゴ河を21年の時を挟み、2度も下った記録です。現地で体験した人でしか書けないフィールドワークとなっています。”世界は偶然と突然でできている。”

何が起きてもそれを必然として受け入れ、折り合いをつけながら生きていくことが大切だと学びました。旅で、不条理や理不尽な目に合うたびに、「こうでなくてはダメだ」という思い込みを一つ一つ剥がれていきます。どんなに絶望的な状況に面しようとも人生はなんとかなる。それを教えてくれた最高の1冊でした。

 

5位 独学術

 

 

ぼくは、学生時代は勉強がめちゃくちゃ嫌いだったのですが大人になってから勉強することや何かを学ぶことが本当に好きになりました。本書は、大人の勉強法について学べる一冊です。学生時代は勉強が嫌いだった人でもこの本を読めば好きになると思いますね。勉強は誰かに習うものでもなく、教科書を用意して初歩からスタートしていくものでもないのだなと知りました。

 

 

4位 樹海考

 

 

自殺の名所として名高い樹海。自殺者が急増したのは車社会になってからみたいです。自殺スポットとして紹介されるまでは少なかったようですね。海外でも人気なようでメタルバンドなどアンダーグラウンド文化の人々が崇拝しているそうな。映画や小説などの作品にも影響を与え、ある意味で日本で1番有名なスポットとなってしまいました。死体を発見することは稀ながらも実際にあることのようで、訪れてみたい気持ちがあるが躊躇してしまいます。樹海に通いつめた著者でしか書くことの出来ない一冊だなと感じました。ただ、情報だけを集めて書いた大学教授とかの本よりもよっぽど面白いですね。

 

3位 論破力

 

 

この本を読んで、ひろゆきさんは本当に頭のいい人だなと改めて感じました。

説得力のある話し方をどうやったら出来るようになるのか?それを学べる一冊です。

たとえば、事実ベースで話をすることを意識するだけで誰でも説得力を高めることができるとか。厄介な人をうまく転がすテクニックや、議論に強くなる頭の遣いかたなどを知ることができます。この本を読んだことがあるかどうかで、今後の生きやすさにずいぶんと差がでるなと思いますね。

 

2位 マーケット感覚を身につけよう

 

これからの時代を生き抜いていく上で必要な知恵が詰まった一冊です。

 

特別なスキルや能力、資格や学歴などはもう不問。

自分の周りに何か市場で求められる価値の素がないかと探す。

それに気付けるかどうか。

 

自分のすぐそばに「価値あるもの」が存在していても、その価値を認識する力がないと、「自分の周りには何も価値があるものがない」と思えてしまう。

マーケット感覚を身につけないと、取り残されていくなーと思いました。

マーケット感覚がない人って沢山いますので、この本を読んで人よりも先へいきましょう。

 

1位 極夜行

 

 

ひとり極夜を旅して、四ヵ月ぶりに太陽を見た。まったく、すべてが想定外だった―。太陽が昇らない冬の北極を、一頭の犬とともに命懸けで体感した探検家の記録。

 

陽の光がない暗黒世界を、相棒の犬と共に80日間あるき続けた記録です。 極夜を旅した人はこれまでにおらず、人類初の試みとなります。 今年1の衝撃的なノンフィクション作品でした。

あまりにもよかったので、極夜行が完成するまでの話を聞きにトークショーイベントへも参加しました。

冒険家 角幡唯介さんのトークライブに行ってきました。 - 思考拡張日記。

おわり

 本はどれか一冊を読めばいいわけでなく、読んだ本が増えていけばいくほどに、他の本の良さも分かっていきます。逆に、悪いところも目についていきますけどね。

本を読むだけで人生が楽になりますし得をすることが多いなと感じます。

みなさんも、ぜひ、読書をしてください。