思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

感情論の危険性について。

世の中のことは感情を優先させてしまうとロクな結果を招かない

明らかにどちらを選択すべきか
正しいと思われるほうはどちらか

これが分かっている状況においても、自分の願いを込めて現実を歪めて認識してしまうことがある。

とくに
「アイツはいい奴だから」
「こいつなら信用できる」

といった、恩義的な理由による一時的な状況判断は大きな災いを招いてしまうことがある。

昨晩鑑賞していたクエンティンタランティーノ監督作品『レザボア・ドッグス [Blu-ray]』でも、感情論が破滅を引き起こした。


「これは明らかにおかしいよね」と誰もが考えることを、おかしいと思えなくなる。

他人に深い入れしない

少しでも親切にされたり尊敬できる様な面を垣間見たときに、相手を全面的に信頼しきってしまうことや受け入れてしまうことは危険かもしれない。

1度冷静になるべきである。
少し離れたところに立ち、今の状況を客観視してみることが大切だ。


人を信用するなというわけではない。
信用に値する人もいるし、何もかもを疑ってかかれということでもない。

ただ、自己バイアスにより現実を歪めてしまうことは多々ある。
同郷だからとの理由のみでの信頼することなどが代表例だろう。

おわり

感情を大切にすることは良いことだ。
感情を表に出さないと人としての魅力は失われる。
だが、ものごとの判別に狂いが生じるほどでは困る。
いつでもロジックで考えろとは言わないが「こうあって欲しい」という願いだけを見るのはやめた方がいい。