思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

本を選ぶ力は磨ける?年間500冊読む男が教える面白い本を見抜く5つのポイント


本を買い続けていると、書店で何を読もうかとさまよっていても、コレは!とおもえる本が不思議と選べるようになってくる。第六感て訳ではないが、タイトルと表紙を見るだけで、絶対に面白いだろうなというのが分かる。その選本力が身に着くポイントを考えてみた。


面白い本の選び方。



①とにかく身銭を切る。
この力を身につけるにはとにかくお金を使う事は大切。
図書館で借りるのもいいが、選ぶ時の真剣度が違う。
せっかくお金を支払って、つまらない本だとガッカリするので、面白いかどうかじっくりと吟味するだろう。これにより選ぶ力は磨かれる。

②自分の純粋な興味に忠実になる。
自分の仕事に役立つ、営業法の本だとか、会話が苦手だからコミュニケーションの本を選ぶとかもいいですが、それよりも、自分が何となく気になった事柄の本を選べばいい。
相撲の歴史が急に知りたくなったなら、『写真図説 相撲 百年の歴史』を読めばいいし、カラスの生態について知りたいなら『カラスの教科書』を読めばいい。
そうやって別段、普段の生活とは関係無い知識への興味が、本を選ぶ力を磨く。

③買わなくても毎日書店へ通う。
買う予定が無くても、少しでもいいので、本屋へ毎日足を運んでみて欲しい。
毎日行っても商品に変化なんか無いだろうと思うかもしれないが、微妙にレイアウトや本の並びが変わっていたりする。
それを観察していると、今どんな本がうれているとか、世間はこういう事に今注目してるんだなといった事にまでが見えてくる。
そういった日々の観察力も面白い本を選ぶのに役立ってくる。

④ベストセラーを当てにし無い。
ベストセラーだから面白いだろうというのは三流の買い方。
最初はいいかもしれないが、何時までもそれではなかなか選ぶ力は身に付かない。
売れているからといって面白いとは限らない。
ベストセラーという理由で『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を買ったりもしたが、つまらな過ぎてガッカリした。焚書にしかならないような本であった。
注目されていなくても面白い本は沢山、置いてあるので、売れてるかどうか気にせず選ぶこと。

⑤書店の全コーナーを回る。
本屋でいつも新書のコーナーだけ、ビジネス書のコーナーだけを見るといった人は多いと思われる。
だが、それではなかなか新しい発見がない。
本屋に行ったならば全コーナーを巡って欲しい。これについては元日本マイクロソフト社の社長の成毛眞も言及している。『本棚にもルールがある』に本屋では全フロアを見て歩けと書いてある。
科学や建築学や医療などのコーナーを見て回るとかなり面白い。そういった類の書籍は写真も豊富に掲載されている為、立ち読みだパラパラと見るだけでも、分かりやすく刺激的で楽しめる。


以上を持って本を選ぶ力を磨くポイントについて話を終えたい。
ぜひ、素敵な一冊に出会えるよう、本屋へと足を運んでみて欲しい。