
武器としての書く技術―30万人に届けて月50万円稼ぐ!新しいマル秘文章術
- 作者: イケダハヤト
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2014/03
- メディア: 単行本
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僕は長文を書くのがずっと不得意であった。書きたいことをとりあえず、書いていけばいいやと思い、あまり頭を働かせることも無く思ったことをバンバン書いているのだが、そうやって書いてもすぐに書き終わり、五百字以下、それどころか三百字以下となっていた。
未だに思ったことだけを書いていき、何か特別に調べ物をしたり、正しい数値を書いたりという作業は怠ってはいるが、書く字数に関しては、以前よりもだいぶ多くなってきた。これは、特別に何か勉強した訳でもなく、文章テクニックを駆使しているということでもない。
まあ、引用を貼り付けて字数を稼ぐというイカサマを時たま遣うが、それでも尚、前よりも書ける文章量が増えてきた。
これは自分の文章力がアップしたということなのであろう。
具体的に何時頃からその力がついてきたかというのはよく分からない。
ただ、一つ言える事とすれば、何かしら文字を書くことを習慣に取り入れたということである。
■毎日何かを書く。
とりあえず、文章を書くように心がけている。心がけているというよりも、最近は何かしら自分の言葉で語る、書くという作業をしなくては居ても立っても居られない感覚になってきた。変にむず痒いというか、ガムテープを口を無理矢理に封じられ、暫く黙らされているような感覚だ。
しかし、僕は話す、実際に言葉を発するという事に関してはそんなに興味を持っていない。無駄話、雑談ということはあまりせず、誰かと会話をする機会があれば、もっぱら聞き専門である。そして、其の中で話すことを求められれば応じて、何かしら自分の考え、意見を述べるという具合だ。
自分からバンバン話題を提供して、会話を繋いでいくという作業はしない。
だが、書くとなれば別だ。無限に語りたいことが幾らでもあるし、こうやってパンパンとキーボードを鳴らし、文字を打ち込んでいくと最高に気分がいい。(ただ一つ問題があるとすれば、最近パソコンの調子が悪いことだ。まだ、買って一年ほどしか経っておらず、主に文章を書く事以外には使用していないので起動時間も短い。なのに何故かフリーズ気味になることが多く、少々不安である。)
お気に入りの、書き方としては、座椅子に腰掛け、手元には読みかけの本を十冊ほど散らばらせ、書くことに飽きたら、本を開き、読むことに飽きたら、又書き始め、時たま、コーヒーを口にする。これが最高に幸せなのだ。安っぽい喜びではあるが、僕にとっては掛けがけのない、良き一時なのである。
この作業をするに辺り、常に何かしら新しい本を仕入れておく必要がある。
幸いな事に、今住んでいる場所のそばに、ブックオフがある。そこに足繁く通い、百円均一棚を中心に、ビビっ来た面白そうな本を買い集め、読みかけの本の冊数を減らさない工夫をしている。そうやって何冊も読みかけの本を用意しておくと、一冊に飽きても、また別の本を開くことが出来るため、読書自体は辞めなくて済む。
一、二冊しか用意していないと、飽きが来た時、読むのを中断せざるを得ない。
さて、気がつけば、本の話にのめり込みそうであったので、また、書く話に戻そう。
■楽しみながら書く。
文章を長くコツとしては、楽しみながら書くということが大切なのではないかと思う。
自分が興味が無かったり、少しも面白いと思えないことをテーマに書いていても、どうも筆が進まない(パソコンなので手が進まないでいいか。)
しかし、自分にとって面白いことを書いていれば、自然に書きたいことが溢れてくる。
自分の場合であれば、本の話や日常の中での気付き、という感じである。
そういう好みの話題を書いていると、気付けばこんなに書いていたのかという風に文字数が多くなっていく。やはり好きこそ物の上手なれという言葉通り、自分の好きなことが一番うまく書けるのだ。
■とりあえず、本を読みまくる。
他に、長文を書けるようになるコツがあるとすれば、多読だと思う。
何に書いてあったかは忘れてしまったが、三百冊読めば、一冊本が書けるという話がある。(確かジャーナリストの立花隆さんだったような。。。)
はじめから文章をうまく書けるような人なんていない。本を通して様々な文章に出会う中で、徐々に書けるようになってくる。
そいういう、ネタというか言葉のストックを蓄えるためには読書が欠かせないのだ。
僕は現在読書量がようやく千冊を超えた。そうすると不思議な事に、文章を書くことが多少楽になってきたのだ。以前は、言葉にすぐに詰まり、ちょっとした感想を書くだけでも随分と時間が掛かった。しかし、今では頭にスラスラと何かしら言葉が浮かんでくるため、ストレス無く、書けるようになった。
最初、僕は書くことと読むことは何ら関係がないと思っていた。
読めば書けるようになるなんて、嘘くさい話だと感じていたのだが、今では身を持って体験した為、信じるようになった。
■師匠を見つける。
最後に一つ言えることがあるとすると、師匠を見つけるということ。
師となる人を決めて、その人の文章の作り、構成、書き方、語り口などを徹底して真似る。
これは非常に有効な手立てであり、文章力を鍛えるのにもってこいの修行方法である。
そして、これは弟子にしてくださいと、志願して教えを請うという話ではない。
勝手に自分で相手を師匠にしてしまえばよく、言わば片想いのようなもの。
そして、ある程度経験を積み、もうこの人から習うものはないなというか、別の人に居観が湧いてきたら、勝手に自立して、他の師匠の元へと走っていけばいい。(随分と身勝手な話ではあるが。)
自分自信も、今まで何人かの人から影響を受けて、書き方を真似てきた。
というか、気になる人が見つかると、その人の本、ブログなどを毎日、毎日見続けているため、いつの間にか影響され、似た文章となってきていたのだ。
なので、特に意識はしていなかったが、自然と師を作り、学んだこととなった。
このように、長文を書くコツというのは色々ある。
自分が毎日何かしら書くようにして学んだことはこういった事である。
とにかく文章力をあげたければ、書いて書きまくって、読んで読みまくる、これに尽きる。
『ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫)』の中に、書きまくる事と読みまくる事しかないと書かれてあった。

- 作者: ディーン・R.クーンツ,Dean R. Koontz,大出健
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 1996/07
- メディア: 文庫
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人生に近道は無く、毎日のコツコツとした積み重ねが大切であるということである。
いつかは書けるようになると、気持ちを楽に、たのしみながら書いていけばいいと思う。