思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

ブックオフで本を探すのは楽しいんですよ。

 

僕は前まではブックオフで本を買うなんて滅多に無かった。

 

古本屋に並んでいる本なんて、要らないと判断され持ち主に捨てられた書であり、良質な物があるわけがない。こう決めつけていた。

実際、そういった話が以前読んだ本にも書いてあり、「ああ、やっぱりそんなもんだろうなー」と納得し、一般の書店にしか行っていなかった。

 

だが、よく本を買ってみるようになってから、案外そうは言い切れないのかもと考えるようになってきた。

なぜそう考えるようになったのかといえば、本を毎日のように買っていると、当然、溢れんばかりに家の蔵書が増えていき、収納場所に困り始めるという自体に陥った為だ。

 本が貯まってくれば、自分の手元の本に順位をつけ、順位の低いものから、売りへとだされていく。

その循環が存在するのだと気づき、ならば、ブックオフにある本は全て駄本であるとは言い切れない。

 

 それ以来僕は、ブックオフに本を売りに行く度に、何かしら気になる本を最低4,5冊は抱えて帰るようになった。

じっくり本を探すようになってから、意外にも面白い良い本が沢山おいてある事に気付いた。

普通の書店でフェアに棚に堂々と置いてあるような本でさえ、ブックオフの100円均一棚に並んでいるのなんて当たり前のことである。

そういう事実を知ってくると、より古本が魅力的に見えてくる。

お宝が多く眠っているわけで、その当たり本を探すために、ブックオフ巡りも始めた。

結構店舗ごとに並べ方や品揃えが異なっていて、こんなにも違うものなのかと勉強になった。

最近は、普通の書店へ行くより、ブックオフに行く回数の方が多くなった。

一度ハマってしまうと、なかなか癖になる遊びだなーという感じである。