思考拡張日記。

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【書評】兄弟の仲を悪くする原因は親にある。『きょうだいコンプレッ』(幻冬社)岡田尊司著


先日、岡田尊司さんの『きょうだいコンプレックス』を読んだ。


きょうだいコンプレックス (幻冬舎新書)

きょうだいコンプレックス (幻冬舎新書)


内容としては、タイトル通りなんだけど、
いかにして、兄弟間にあつれきが生まれてしまうかの話。


なぜ、兄弟の中がこじれてしまうかといえば、基本的に親が原因であるそうだ。

どちらか一方をひいきしてしまうがために、愛情が平等で無いと感じる。
それがゆえに、愛情を受けてないほうが、愛情を受けている方を憎しみはじめる。
親は、子どもを差別することなく、同じように愛することが大切だ。

それが、兄弟の仲をよくする唯一の方法である。


ぼくには弟がいる。
一時、弟との仲がこじれていた時期があった。
その頃の事とか思い出してみると、やはり親からの愛情に不平等を感じていたような気がする。

育てる側としては、平等にしているつもりであるだろうから、なかなか、気づかないもんなんだろうな。


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