ブックオフは宝の宝庫だ。
僕はブックオフに足繁く通っている。
最低週に一度は訪れていると思う。
すぐ近所にあるからという理由ではあるが。
本日までセールを行っている。
毎年恒例の年明けセールだ。
(全店舗で行っているわけではないらしい。)
20%オフはかなりでかい!ということで、
自分も何冊か買ってきた。
ちきりん率が高いのは気にしないで欲しい。
左端の『自分メディア』はそのブックオフに一度売り払ったものだ。
そして、それを自分で買い直すという。。。
さて、ここらでブックオフの良い点について書いていきたい。
Amazonより安く買える場合が多い。
ブックオフで買うより、Amazonで買うほうが安いんじゃないの。という人は多いと思う。
だが、意外とそうでもない。
Amazonは中古の本だと送料が257円掛かる。
たとえ1円の本を買ったとしても、258円になるのだ。
これだと、ブックオフで200円で同じ本を見つけたとしたら、ブックオフで買うほうが安くなる。
欲しい本が欲しい時に、すぐに見つかるのは、Amazonだが、探してみればブックオフでも結構欲しい本は見つかる。
ネットで高値が付いているお宝本に出会える。
ブックオフの100円均一棚には、古いという理由だけで置いてある本が多い。
希少価値については少しも考慮していない。
たとえば、先日買った『他人と暮らす若者たち』。
これは、100円棚から見つけた。
Amazonだと最低値で912円。
もちろん送料もプラスされるのでこれに257円が足される。
912+257=1,169円。
1000円以上高い。こういうことは多々ある。
店舗ごとに品揃えが若干異なる。
ブックオフには直営店とフランチャイズ店がある。
黒いエプロンをしているのが直営店だとか、発行されたレシートやサービス券の下のほうに書いてある四桁の頭が、1ならFC(フランチャイズ)、2ならRC(直営)、5なら分社とか、色々見分け方はあるみたいだ。ネットで調べてみれば色々出てくる。
まあ、通っていると、何となく分かったりもする。
フランチャイズ店のほうが品揃えというか、扱っている商品の質が高い気がする。
クソ本が総じて少ない。ネットで評価の高い本を中心に扱っている傾向がある。
また、値段もあまりふっかけていない。直営店だと400円近い値が付けられている本が、FCなら100円棚に置いてある。
店舗のレベルを調べたければ、新書コーナーで判断しなさい。
新書コーナーはその店舗の扱っている商品のレベルを如実にあらわしている。
注目すべきレーベルを紹介しよう。
岩波。講談社(学術・文芸)。ちくま(学芸)。中公。だ。
これについては、古本評論家の岡崎武志さんが書いている。
ちなみに、結構、古本を商売として扱っている人でも、ブックオフを利用している。
やはり、100円棚はお宝が眠っていることが多いらしく、全国のブックオフを、仕事がてら廻ったりしているそうだ。
おしまい。
ブックオフの登場により、国内の古本屋は軒並み閉店に追い込まれてしまった。
だが、そんな黒船のような存在でありながら、ブックオフは意外にも受け入れられ、また、我々に読書を身近なものにしてくれた。
ブックオフに通い始めて感じたのは、奥深さがそこにあるということ。
面白い出会いがそこには広がっている。
ぜひ、お宝さがしに行ってもらいたい。