椎名誠さんの快活なエッセイを読んだり、立花隆さんの分厚い知識を読んだりしてると、「ぐわあー、おれはなんて無能なんだ!!」となる。
少しでも文章力を向上したく、こうしてブログを書いてるのだが、なかなか上達しない。
どうせ書くことが自分に向いてないのだろうと、やめてしまうのは簡単だが、ここでやめるのは嫌だ。
書くことも訓練が必要。
書くなんて、言葉が分かって、文字をかければすぐに出来ることだから、簡単な気がする。
だけど、意外と難しい。
自分の頭の中に散らばったワードや考えを、文章として成立させ、なおかつ、分かりやすく伝えようとすると、修行が必要となる。
誰にでも出来そうな単純なことが、意外に難しいという事実が身に染みる。
書き方の本を読んで勉強したり、ネット上の文章を読んで、こう書けばいいのかと頭を働かせてみたり、試行錯誤することが大切だ。
出来る範囲で、頑張る。
最初から、完璧なモノを求めたり、ハードルを上げすぎると、目標とのギャップにやられてしまう。ダメだ俺はと、挫折する。それを避けるためにも、なんかちょっとうまくなってきたかもと、楽観視するのがいい。それくらい緩く自分を判断するのが継続のコツであり、上達のコツだと思う。
おしまい。
あと、好き、という気持ちが大切だ。
書くことが好きなら、どうにか続く。そして段々と書けるようになってくる。嫌いなら諦めるしかない。他の好きなことに挑戦する方がいい。嫌いなことを我慢して続けるほど、人生に時間は無い。好きなことだけを追い求めるべきだ。
東進ハイスクールの林修先生も同様のことを本の中で言っていた。
- 作者: 林修
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2014/05/08
- メディア: 文庫
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