ぼくは映画に詳しくない。映画は好きであるが、それを誰かに熱く語れるほどに観てないし、何となくしか覚えていない。
何度も観た映画となると、テレビで幾度も放送された古い作品ばかりだ。
これまでにどんな映画を、何度も観たか思い出してみたいと思う。
「エスケープ・フロム・L.A.」
81年に製作され今なお根強い人気を誇るジョン・カーペンターの近未来SFアクション「ニューヨーク1997」の15年ぶりの続編。大地震によって島と化した2013年のロサンゼルス。狂信的な大統領以下、公安の罠にはまり、過激派グループによって盗まれたエネルギー兵器の奪還任務につくスネーク。だが単身乗り込んだLA島は狂気と暴力の渦巻く魔窟であった
ハードボイルドアクション作品。とにかく渋い。シリアスな展開であるが、結構ふざけていて笑える。 BGMも絶妙。
色々とオカシイ映画であるが、魅了され何度も繰り替えし観た。
ちなみにコナミの名作ゲーム「メタルギアソリッド」の主人公スネークの元ネタが、この映画の主人公らしい。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
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1980年代を代表する大ヒット作であるSFアドベンチャーの傑作。自動車型タイムマシンで1985年から1955年へ時空移動した高校生が、自分と同世代だったころの両親と出会うなどして騒動を巻き起こす。
1,2,3、三作とも面白いが、1が特に面白い。2は途中で少々ダレる。3はちょっとイラッとする。タイムトラベルSFの名作である。
「蛇拳」
道場でこき使われてばかりいる青年が、蛇拳の達人である老人と知り合い技を仕込まれる。凶悪な鷹拳使いの武道家が蛇拳の使い手を次々と倒し、遂に最後の蛇拳使いである老人を見つけて闘いを挑んだ。窮地に陥った老人を救うため、青年は猫の形をミックスしたオリジナル“猫形蛇拳”を駆使して武道家を撃退する
ジャッキー・チェンの映画はどれもめちゃくちゃ面白い。
とにかく無駄が多い。本編のあらすじと何ら関係無いイベントが多発して、それらに振り回されながら話が進んでいく。終盤に来て突如、本筋に返り無事に話が終わる。ああ、ちゃんとまとまった。よかった、よかったといった具合だ。ジャッキーといえば「酔拳」のほうが有名だが、この「蛇拳」は他の作品とふざけ具合の格が異なる。終始笑いっぱなしとなる。深夜にCSで観て、爆笑してしまった。
「男はつらいよ」
日本を代表する国民的人気シリーズ映画の、記念すべき第一作。前年にフジテレビで放送された連続テレビドラマが人気を得たが、最終回で主人公の寅さんがハブにかまれて死亡していまい抗議が殺到したため、脚本を手がけた山田洋次が映画化することになった。映画版もヒットし、結局シリーズ合計48作品が制作された。中学生のときに家出した車寅次郎は20年ぶりに葛飾柴又に帰ってきた。しかしさっそく妹さくらの見合いをぶち壊してしまい、再び家を出ることにする。奈良を訪れた寅次郎は幼なじみの冬子と再会し、彼女に恋をしてしまうのだが…。
定職に就かず、カバンひとつで全国をブラブラして、露天商人をする寅さん。
その行く先々で、様々な女性と出会い恋におちる。恋におちると言っても、決して付き合うことはない。その付き合わないことは、寅さんの優しさだった。
「自分みたいな奴と一緒にいたら幸せになれない」と考え、そっといつも姿を消す。その姿がすごく心に染みる。日本に産まれてよかったと感じさせる作品だ。全シリーズの中で、一番面白いのは、一作目。心からしみじみといいなーと思わせる素晴らしい映画だ。
「ゆれる」
東京でカメラマンとして成功している猛(オダギリジョー)は母の一周忌で帰省する。彼は実家のガソリンスタンドを継いだ独身の兄の稔(香川照之)や、そこで働く幼なじみの智恵子(真木よう子)と再会し、3人で近くの渓谷に行くことにする。猛が単独行動している間に、稔と渓谷にかかる吊り橋の上にいた智恵子が転落する。
すごくシンプルなストーリである。だが、奥が深い。
兄弟の心の揺れ動く様を最後まで見届けずに、途中でやめることは出来なくなる。
「ハリーポッター」
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1990年代のイギリスを舞台に、魔法使いの少年ハリー・ポッターの学校生活や、ハリーの両親を殺害した張本人でもある強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの、因縁と戦いを描いた物語
解説不要な、超有名ファンタジー。
回が進むに連れ、結構シリアスというか暗い映画になってくる。
まだ、一本も観たことがない人がいれば、是非観てもらいたい。
「セッション」
名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン(マイルズ・テラー)。そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャー(J・K・シモンズ)だった。ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さない彼におののきながらも、その指導に必死に食らい付いていくニーマン。だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。
最近の映画であるが、DVDを買って何度も観た。
指導者、フレッチャーのやり方に結構賛否両論ではあるが、それに喰らいついていく主人公ニーマンとのかけひきが面白い。
「マトリックス」
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ニューヨークの会社でしがないコンピュータプログラマーとして働くトマス・アンダーソンには、裏世界の凄腕ハッカー“ネオ”というもうひとつの顔があった。ある日、“ネオ”はディスプレイに現れた不思議なメッセージに導かれるまま、謎の美女トリニティと出会う。そして彼女の手引きによってある人物と接見することになった……。
SFにハマるきっかけとなった作品。
人はみな夢の中に生き、現実世界は他にあるではと考えさせられた。
とりあえず、今回は8作品を紹介しました。