人は無駄なことをするのが好きだ。
時間を無駄にした後に、なんであんなことに時間を費やしたんだーっ!!と発狂したくなる。
その時は、こんなことをしている場合じゃないとか分かっているのに、してしまう。
例えば、ゲームだったりネットサーフィンだったり、SNSに入り浸りだったり。
しなくても生きてけるし、むしろしないほうが時間を有意義に過ごせる。
自分は意志が弱いんだと叱りつけ、これからは時間を有効活用して生きていこうと心に決める。
だが、人間はそんな簡単に意思の力のみで変われない。
ならばもう一層のこと、開き直ることをすすめる。
したいからするんだ!と思い切って没頭してしまえば、いつかは飽きがくるはずだ。
中途半端に抑えつけるから、欲望、欲求が高まっていくのだ。
ゲームがしたいならもう、死ぬまでしたほうがいい。死ぬくらいの勢いで。中国人のゲーム廃人者じゃないけど、救急車で運ばれるくらいまで没頭したほうがいい。ずーっと座りっぱなしでゲームして、足が壊死したほうがいい。
SNSが大好きなら、もう1日中張り付いていたほうがいい。少しでもネタになりそうなことがあればどんどん投稿し続けていけばいい。かたっぱしから知らない人に話し掛けていけばいい。この人、BOT(自動投稿システム)なのかなと思われる位に、つぶやいたり記事を投稿し続けていけばいい。そして救急車で運ばれればいい。
とにかく中途半端に欲望を抑えつけるのでなく、あり得ないくらいに突き抜けるほうがいい。清々しいくらいに。
そこまでやってみると、きっと飽きがくる。急にピタッとやめてしまう。なんであんなにハマっていたんだろと冷静になる。見るのも、聞くのも嫌になる。
そうしてまた年くらい経ったら、ハマっていったりするんだけどね。