読書無しで生きていけるのか。
ここ数年本を開かぬ日は無かった。
読書の代わりに勉強をしようと、いうことで読書を一旦やめとした。
別に読書の時間を削らなくとも、他にも無駄な時間はあるのだから読書だけをそがなくてもいいじゃないかという感じではあるが、一応理由がある。
それは本を読むのをやめることにより、活字に飢えた飢餓状態を生み出そうという作戦である。
活動にうえれば自ずと、勉強をするだろうという魂胆である。
事実、本を読むかわりに勉強をしてみたところ楽しいではないか。
活字に触れられるという喜びだ。
勉強も読書となんら変わりが無いではないか。
なのに、勉強をしていたらなんだか偉いという雰囲気がある。本人は楽しんでいるだけかもしれないのにだ。
とりあえず、なんらかの活字媒体が在れば本を読まなくともしばらくは生きていけそうだということが分かった。
因みに、ネットでの活字はダメだ。
読んだという実感が得られない。
紙に触れてページをめくって初めて得られる。