読書を辞めて再び勉強を始めた。
何かを捨てなければ何かを得られない、又は時間を捻出出来ないというのは、二流人生であるとは思っているが、精神的分配量のことを考えると致し方ない。
時間配分でなく、心の配分が問題なのだ。
頭の中の意識量を占領するモノは極力減らしておくことが大切だ。
物、情報、人間関係。 これらは人生を豊かに彩るようであり、反対に行動に制約を与える足かせともなり得る。
多くを抱え込むことで、やるべきことの選択肢は増え、それに伴い悩みも増える。
そんなことで心を悩ませたくないので、なるべく余計なモノゴトは排除して生活している。
一つ何かを増やせば、それに付随して幾つもの事象が数珠繋ぎ的に増えてくる。
めちゃくちゃ簡単な例で説明しよう。
例えば、タダで最新型のテレビゲーム機を貰い受けたとする。 これはラッキーだなと思うだろうが大変だ。 まず、ゲームソフトを買わねばならねい。 また、置き場も必要となり部屋を占領される。 ゲーム機をネットに繋ぐ設定もしなければならない。そもそもテレビが無ければ買わなければならないかもしれない。 とまあこんな具合に何やらかんやら、面倒事が増えていくのだ。
必要最小限の物と、必要最低限の交流と、情報と、ライフスタイルを確立して生きることが、一番楽です。