ネット世界に倒錯し過ぎていくと、次第に実体を失ってくる。
ネットで会ったこともない人たちの生活の様子を見ていたり、会話をしたりしていると、なんかオンラインでのコミュニケーションのほうが本当の世界のように思えてくる。
コミュニケーションをないがしろにしてしまう
現実社会でのコミュニケーションなんか大して重要じゃないと感じてくるし、孤独とか全然考えなくなったり、固定的なコミュニティに属していなくとも、ネットで新しい繋がりを見つけていけばいいやとか、なんかイベントを開催し人を集えばいいんだとか思ってしまう。
側からみれば、全然積極的に交流を図っていかない、深い仲を築こうとはしない奴という認識だろう。
それが良いか悪いのかという話になると、それはもう人それぞれの見解なので、そこまで気にする必要はないと考えている。
どこにリアリティがあるか?
目の前の現実と、インターネットの世界でのどちらにリアリティを感じるかは個人の自由にしておけばいいんじゃないだろうか。
境目なんて曖昧だし、結局ネットの向こう側にいるのは人間なんだし、そこには現実世界が広がっているわけで、区別する必要すら無いのかもしれない。
強い関係性を築けない
1つのコミュニティに属することに強くこだわり、深い仲を求める人々とは昔から一定の距離を取る癖がある。
だんだんめんどくさくなるというか、しがらみが色々と増えていく過程に耐えられなくなる。
あとは、単純に飽きるというものもある。
1つのことを追求していくよりも、気の向くままに新しいことをちょっとずつ体験していく人生のほうが自分の性にはあっている。
おわり。