思考拡張日記。

日々感じたこと、学んだことを文章にしています。

気持ちは1つの場所に吐き続けるほうがいい。



文章を書く場所は減らしたほうがいいという話。

プロの場合はどんどん色んなメディアで文章を発表していって、それをまとめたものを書籍化出来るから、ガンガンに書いていくべきであるのだが、何でも無い普通の人は1つとか2つに留めておいたほうがいい。

言いたいことは一度書くと、浄化されてしまう

自分の中に強い熱量を伴った言葉が湧き起こってきた時はすぐさまにブログに書いたりツイッターに一言でもいいから綴るのがベストである。
しかし、一度書いてしまうと飽きてしまうというか、自分の中でひと段落ついてしまって、急速に想いが萎んできたり、別のことに興味が移りいくことは多い。
気持ちが浄化されてしまうのである。

なるべく大切な場所を先行して書いていく

俺はブログをずっとやっていきたいぞー!とかそういう心があるのならば、是が非でも、何の話題でもいいからブログに書くようにしておくといい。
これはブログにまとめる程の話じゃないから、あのSNSの日記書いておくかとか、匿名であの掲示板に書いておくかとかしていると、全部中途半端になってしまう。

使い分ける知恵も大切なのは間違いないのだが、言いたいことは1つの場所で発表していく癖を付けておいたほうがいいと感じている。
ブログをかれこれ3年近くやってきて感じたことだ。

想いは小出しにしないほうがいい

体力と同じように、気持ちも時間の経過のなかで徐々に削られていく。
朝起きてから夜寝るまでの間に、だんだんと体力が失われていくように、思考も1日のなかで少しずつ力を失っていく。
色々と言いたいことがあったけど、ちょっとずつ愚痴ったり、ネットで呟いているあいだに、なにが言いたかったか忘れてしまったということはよくある。

絵を描いたり音楽を造ったり、小説を書いたりの芸術的表現者だとコレはかなり致命的なんじゃないかと思う。

様々な葛藤を溜め込んで、1つの作品に昇華させていく作業がうまく回らなくなるんじゃないだろうか。

何も作れない人間ほど、意味もないことを延々と小出しにしてしまう傾向にある気がする。
自分もその手のタイプなのでダメだなーと漠然と考えながら生きている。


おわり。